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お世話になった人へのお礼、招待されたホームパーティーなど、何を手土産に買えばいいの? と、悩むことも多いはず。そこで、今回はジャピオン厳選の「手軽に購入できる手土産」を特集。(文・写真=音成映舞)
土地の名物を贈り物にする習慣が昔からあった日本。漢字で土に産まれると書いて「土産(みやげ)」と呼ばれるようになったのは、室町時代から。
諸説あるが、神に捧げるお供え物を入れる器を「宮笥(みやけ)」と言い、その供え物の持参者に対して「神のおかげ」として授けられたものが、お神酒や地元の特産品などだったとか。授かった人は、神様から頂戴した品を恩恵として家族と分かち合ったことが「みやげ」の始まりといわれており、そうやって食べ物を土産とする習慣が日本全国に広がったという。
日米、土産文化の違い
日本と違い、手土産を持参する習慣がそこまでない米国では、土産といえば旅先で購入したもの(souvenir)を指す。バレンタインデーやクリスマスなどの記念日に、誰かに感謝の気持ちを込めて渡す場合や、ちょっとした手土産はギフト(gift)と呼び、シチュエーションによって英語表現も異なる。
日本の手土産という習慣は、「お中元」や「お歳暮」のように、儀礼的な贈答。日本ならではの義理、人情などの言葉も、日本らしい独特の情緒を表現したもので、欧米人にとってかなり珍しく、一つ間違えると土産は賄賂(わいろ)と誤解されてしまうことも。渡す際に欧米人への説明で困ったことがある人もいるではないだろうか。
ただ、互いの文化の違いがあるとはいえ、日本人らしい「おもてなし」の品は喜ばれることの方が多い。
ホームパーテイーは手ぶら?
日本と違い、集まりといえばホームパーティーが主流の米国では、上司の家に招待されたり、同僚や友人のパーティーに呼ばれることもよくある。
基本、飲食はホストが全て用意するため、ゲストは何も持たず、手ぶらで行くこともしばしば。
また、持ち寄り型のパーティーも多く、それぞれが飲食を持ち寄って集まったり、「食べたいものを持ってきて」と、ざっくりした指示だけ出されることもある。
その場合、悩ましいのが苦手なもの、アレルギーがあるなど、相手の好み。そこで、持って行きやすいのが、やはりビールやワインなどの酒類。自分が飲みたいから持って行く、お気に入りをススメたいなど、持って行く側もあまり深く悩まずに買えるところが良い(ただし、宗教に注意)。
包装紙からこだわる人もいるが、米国では箱にこだわりを持つ人は少ない。値段は安価な物でも中身を大切にし、相手に喜んでもらうことを心掛けて選んでみよう。
次ページでは、シチュエーション別に、オススメ商品をいくつか紹介していく。
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