お洒落を楽しむ秋 ニューヨークのメンズファッション
秋の気配が漂ってきた今日この頃、ワードローブも夏物から秋物へと入れ替える時期。本号ではニューヨークのメンズファッション情報を紹介。季節の変わり目のお買い物に役に立つトレンドや最旬メンズブランドをチェックしよう。
水菜
Wasabi Mustard Green
ひと口大に切ってサラダで。旬の葉野菜と一緒に軽く炒めても。オリーブオイルかごま油かで味が洋風・中華風になる。
べか菜
Tokyo Bekana
「べか」とは海苔採りに使われた小舟のこと。白菜に似た味で、出始めの春が柔らかくて美味しい。茎は炒めて、葉はサラダに。
新ネギ
Green Onions
さっと茹で、味噌だれ(味噌に卵黄を加え、加熱しながら練ったもの)で和える。味噌だれはコクとテリがあるのが特徴。
菜花
Rapini Flowers
写真は花の部分が多いが、食用として一般に知られているのはブロッコリーレイブ(ラピーニ)。辛子和えがおすすめ。
春ほうれん草
Spring Spinach
冬の寒さを乗り越えただけあって旨みが違う。サラダにお浸しに炒め物に。スムージーに入れても。
チャイブ
Chive
グリーンマーケットで目にするのはヨーロッパチャイブ。調理せずにトッピングなどに使う。葉先がピンと張っているものを選んで。
ソレル
Sorrel
レモンや青リンゴのような酸味のある葉野菜。サラダに使うなら葉っぱが小さいほうがおすすめ。写真は水耕栽培のソレル。
赤紫蘇
Red Perilla
初夏が旬だが4月末からマーケットに出回る。砂糖と一緒に煮詰めて紫蘇ジュースに。疲労回復や腸を整える効果あり。
野趣あふれる味
山菜摘みに行こう!
その年の気候にもよるが、ニューヨーク市内および近郊では4〜5月ごろ、ワラビやゼンマイ、ヨモギ、タンポポ、ランプスなどの山菜が大地から顔を出す。野趣あふれる味の山菜は究極の春のご馳走だ。
プロスペクトパークで見つけたゼンマイ
われわれ日本人にとって山菜摘みは季節の風物詩であり馴染み深いが、採集(フォレジング=Foraging)にあたっては正しい識別が不可欠だし地域によっては違反となるので十分な注意が必要だ。安全なフォレジングについては、アプリ「Wild Edibles」をダウンロードするのがおすすめ。同アプリは、1980年代からニューヨークを中心に食べられる野生植物の研究と紹介をしてきたワイルドマン(野人)ことスティーブ・ブリルさんが監修。250以上の植物の識別、栽培、調理方法が一覧できる。なお、スティーブさんとそのお弟子さんはニューヨーク市内の公園でフォレジングツアーを実施しているので参加してみるのも良いだろう。詳細はwww.wildmanstevebrill.comを参照。また、YouTubeにはスティーブさんのフォレジングを取り上げた動画も多数上がっている。
フォレジングツアーはセントラルパークやプロスペクトパークで実施。ウェブサイトから予約できる
「wildman steve brill」で検索してみよう。
Wild Edibles Forge
スティーブ・さん監修のフォレジング情報アプリ
これだけは実践しよう
フォレジングのルール
・食べ切れないほどの量は採らない
・植物と周辺環境にできるだけダメージを与えないようにする
・どの部分が食べられるのか、いつ食べられるのか、調理には何が必要なのかを知っておく
・安全で合法と確信できる場所でしか採らない
・フォレジングの目的は、自然とのより良い連帯であることを常に意識する
本場アメリカのブルワリー&ビア・バー巡り 米国にはブルワリーと呼ばれるクラフトビール醸造所が多く存在
ブル オン ザ ハドソン 素敵な週末の始まりはハドソン川を望む高級ブランチ 「リコッタ・スタッフド・
アロカ インドの伝統とモダンを優雅に表現するミシュランレストラン 「チョレーバトゥーラー(16ドル)
お洒落を楽しむ秋 ニューヨークのメンズファッション
秋の気配が漂ってきた今日この頃、ワードローブも夏物から秋物へと入れ替える時期。本号ではニューヨークのメンズファッション情報を紹介。季節の変わり目のお買い物に役に立つトレンドや最旬メンズブランドをチェックしよう。
紅茶をめぐる冒険
初秋の訪れとともに飲みたくなるのがポットで淹れた紅茶。茶葉やブレンドによって異なる香りと味は、私たちをくつろぎと恍惚の世界に誘い、またある時は懐かしい記憶を辿る道標にもなってくれる。極上の一杯を求めて、ニューヨーク紅茶めぐりの旅、はじまりはじまり。
進化し続けるトイレの世界
日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴といえるトイレ。高品質なだけでなく、利便性の面でも多種多様な機能を備え進化し続ける日本のトイレ製品。日米のトイレ事情の違いなど、今号ではさまざまな角度からトイレについて学んでみよう。
今気になるヘアサロン&大人の男が通う新・バーバー
コロナ禍で指名のスタイリストが帰国したり、お店がクローズしたりと何かとアップデートが必要になるヘアサロン事情。髪質やニュアンスの違いを理解してくれるのはやっぱり日系のサロンという人も多いだろう。髪の悩みやイメージチェンジなど、顧客のさまざまなリクエストに応えてくれるヘアサロンを特集。