巻頭特集

お気に入りを見つけよう!NYで楽しむクラフトビールライフ

好きなスタイルはどれ?
ビールの種類を解説

基本的な知識をつけて、失敗しないビール選びを!


“複雑な香りと深いコク、フルーティーな味” 上面発酵で造られる エール

IPA(インディア・ペール・エール)

濃厚なホップの香りに加え、柑橘系の爽やかな風味を楽しむことができる。アロマの苦味がしっかりと感じられる、飲みごたえのあるビール。写真は「グースIPA」。


ペールエール

ホップの華やかでフルーティーな香りが特徴的なビール。麦芽の香ばしさが感じられ、苦味とコクのバランスが良い。写真は、「シエラ・ネバダ・ペール・エール」。


ホワイトエール

小麦を使用した、ほんのりと甘みの感じられるビール。苦味は比較的マイルドで、なめらかな口当たりが特徴。白濁しているものが多い。写真は「ヒューガルデン」。


アンバーエール

アメリカンホップを使用した、程よい苦味とコクが感じられるビール。麦芽から引き出される、カラメル風味のほんのりとした甘みが特徴的。写真は「ファットタイヤ」。


スタウト

黒ビールの一種で、「頑丈」や「強い」といった意味の通り、独特の苦味や香りが特徴。香ばしいナッツやチョコレート、コーヒーのような香りがする。写真は「ギネス」。


ポーター

焙煎した麦芽由来の、コーヒーやココアを連想させる黒ビール。グラスの向こう側が見えないほど濃い色合いと、ローストの香りが特徴。写真は「アンカーポーター」。


“スッキリとキレの良いマイルドな味わい” 下面発酵で造られる ラガー

ピルスナー

日本の大手ビールメーカー各社が造る代表的なスタイル。世界中で飲まれているビールのうち、7割を占める。キレのある爽やかな喉越しとホップの苦味が特徴。写真は「ピルスナーウルケル」。


デュンケル

「Dunkel」はドイツ語で「暗い」を意味する。香ばしい麦芽の香りとほんのりとした甘みが特徴的なビール。濃いブラウン色をしているが、苦味はやや弱めである。写真は「ヴァルシュタイナー」。


シュバルツ

「Schwarz」はドイツ語で「黒」の意味。コーヒーやチョコレートの風味、ローストした麦芽の香ばしさが感じられる。見た目によらず、さっぱりとした飲み応え。写真は「ケストリッツァー」。


ナショナル・ホームブルー・コンペティションとは?

アメリカン・ホームブルワーズ・アソシエーションが開催する世界で最も大きな自家醸造ビールの大会。毎年、自家醸造だからこそ生まれるユニークなビールが発表される。

日本では製造免許なしにビールを作ることは禁止されているが、米国では1979年に解禁され、現在国内全土に110万人ものホームブルワーがいるという。6月25日(土)には表彰式が開催されるという同大会に、その日が誕生日というYoshiさんもそばのビールを提出予定だそう。Yoshiさんのそばビールは、居酒屋じゅらくにて試飲可能。在庫の有無はお店に直接問い合わせてみて。

ナショナル・ホームブリュー・コンペティションに自家醸造ビールを提出予定のYoshiさん

National Homebrew Competition
homebrewersassociation.org/national-homebrew-competition
Izakaya Juraku
TEL: 212-477-0100/izakayajuraku.com

               

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