寒くて長いニューヨークの冬は温かいスープと麺でも啜りたくなる季節だ。しかし寒い時の外食は避けたいもの。そんな時は自宅で手頃に食べられて身体を温められるインスタントラーメンはいかが? 今回は知られざるインスタント麺の誕生秘話からアレンジレシピまで紹介。
かげん 世界の美食家たちを魅了してきた料理人が織りなす旬のおまかせ 「おまかせコース(150ドル)」
徹底的に「健康と本物」にこだわった手打ち十割蕎麦を堪能
「鴨塩蕎麦(42ドル)」は長時間鴨を煮込んだ濃厚かつあっさりとした究極の鴨スープに蕎麦が絡み口の中で旨味が一気に広がる。ロースト、コンフィ、北京ダックと三種の鴨肉のった贅沢な一皿
All Photos by Kenji Yamagata
今話題のグリーンポイント地区に十割蕎麦が味わえる店がオープンした。大きな暖簾を潜るとそこはお寺の境内を思わせる神秘的な空間。オーナーで手打ち蕎麦職人の小谷修一さんは「健康と本物」にこだわり、つなぎを一切使用せず有機栽培された蕎麦粉のみを使用した完全グルテンフリーの十割蕎麦を提供している。二八蕎麦に対し保存性が低く、扱いが難しい十割蕎麦は、食べられる店が日本国内でも珍しく、ニューヨークマガジンでは同店の特集が組まれるほどで、米国大手メディアからも注目を浴びている。
「デラックス刺身蕎麦(72ドル)マグロやボタン海老などの刺身が贅沢に盛られた芸術的な一皿。肉厚の新鮮な刺身と喉越しのよい冷たい蕎麦の調和が実に素晴らしく、驚くほど美味しい。
「蕎麦焼き味噌(14ドル)」香ばしい蕎麦の実と紫蘇が絡み合いクセになるお味。ぜひ日本酒とともに
蕎麦の実を使用した胡麻豆腐、焼き味噌などの一品料理をはじめ、贅沢な海鮮がふんだんに盛られた刺身蕎麦や、薬味と野菜たっぷりの十割蕎麦などが味わえる。中でも、肌寒くなってきたこれからの季節に味わいたいのが鴨塩蕎麦。12時間かけて煮込んだ鴨肉の旨味が溢れるスープに、ネギの味がたっぷり堪能できる焦ネギや柚子とすだちの酸味がキリっと効いて、スープを飲み干すお客が続出なんだそう。最後は、水々しい蕎麦寒天や香ばしい蕎麦アイスクリームなど、終始蕎麦の奥深さと魅力を満喫できる。
卯月 -Uzuki-
95 Guernsey St., Brooklyn, NY 11222
かげん 世界の美食家たちを魅了してきた料理人が織りなす旬のおまかせ 「おまかせコース(150ドル)」
燕 贅沢食材と懐石風の演出で寿司通を唸らす新鋭店 「おまかせ8コース(225ドル)」は先付けから始ま
金継ぎ 職人の技が光る至高の寿司おまかせコースを ソーホー地区の人気ホテルが建ち並ぶ一
寒くて長いニューヨークの冬は温かいスープと麺でも啜りたくなる季節だ。しかし寒い時の外食は避けたいもの。そんな時は自宅で手頃に食べられて身体を温められるインスタントラーメンはいかが? 今回は知られざるインスタント麺の誕生秘話からアレンジレシピまで紹介。
この秋ニューヨークの最大の話題といえば、先月オープンした「ウェグマンズ」のアスタープレース店をおいて他にない。人気全米一の栄誉に輝く地元密着型スーパーだが、今までネイビーヤードに店舗があっただけで、その実態がよく知られていなかった。ところが、ここにきて売り場総面積8万7000平方フィートのフルサイズ店上陸である。抜群に鮮度のよい青果類と最高級の精肉。デリカも充実。しかも店内には日本の「魚屋さん」もあるとか。徹底解剖してみる。
漫画やアニメは米国でも日本のカルチャーのパワフルさを感じる貴重なコンテンツでもある。本号ではこれから公開を控えるアニメや今後注目のアニメや漫画のイベントについて紹介する。
ニューヨークに住んでいると一度は訪れたことがあると思われるラジオシティー・ミュージック・ホール。冬の公演、『クリスマス・スペクタキュラー』のロケッツはもちろん、長い歴史の裏側は意外と知られていない。今号では、知っているようで意外と知らない同ホールについて紹介していく。