ようやく気温も安定してきた5月。晴れた日は芝生の上でピクニックするのが気持ちいい季節。ピクニックといえども時には一つおしゃれに盛り上げたいもの。ここ2、3年で急成長しているピクニックビジネスの実態を覗いてみた。ランチやスナックを用意して、さぁ公園へいこう。
ピクニックに持っていきたいグッズ8選! ピクニックに必須のアイテムから、あると助かる便利グッズまで、
日愛夫婦:円満の秘訣
常に親密な関係にあった日本とアイルランド(漢字表記は「愛蘭土」)。個人レベルでも「日愛同士」はウマが合うと言われる。お互いどこが似ていてどこが違う? NY在住の日愛夫妻に語ってもらった。
栄秀吉&イマー・ハリソン夫妻
思ったことを包み隠さず正直に口に出す
不動産セールスマンの栄秀吉(愛称シュウ)さんと英語学校副校長のイマー・ハリソンさんは、今年で結婚20周年を迎える。2人の出会いは語学学校。当時、教師と生徒の関係だった2人は、課外授業を共同で手がけたことがきっかけで恋に落ち結ばれる。「日本では先生は尊敬の対象。生徒とできちゃうなんて『禁断の恋』じゃないですか。焦りましたよ」と思い返すシュウさん。「私は平気よ、ここはニューヨーク。なんでもありだもの」と笑うイマーさん。「今まで出会った日本人とは違って米国文化に迎合せずに自分の生まれ育った故郷を大事にするシュウの姿勢に胸を打たれたのです」
イマーさん自身は北アイルランド(英国領)出身のカトリック教徒。子供の頃は宗教をめぐる諍いが絶えず、少数派のカトリック信者は苦労したという。一方のシュウさんは奄美大島の出身。奄美にも薩摩藩、鹿児島県、米国などから受けた抑圧の歴史がある。「そんな似たような背景ゆえに共感しあったのかもしれませんね」とシュウさん。
イマーさんに言わせるとアイルランド人も奄美人もお酒と音楽が大好き。そして、ひとたび仲間になると「思ったことを包み隠さずに正直に口に出す」ところも共通そうだ。
「客人を迎える時には徹底していて、絶対に相手にお酒や食事の代金を払わせないのがアイルランド流。その代わり、社交の場で途中で帰るのはご法度。こんな歓待精神も奄美に似ていますね」。ティーンエージャーの娘2人と一緒に、アイルランド、奄美の両故郷に毎年家族で帰るのが楽しみという夫妻。子供たちは、多民族都市ニューヨークで両国文化を均等に受け継いで国際人に育っている。
ヒロヨ&マイケル・フィッツジェラルド夫妻
この世の終わりじゃあるまいし
埼玉県川越市出身のヒロヨさんとアイルランド共和国ダブリン市出身のマイケルさんはともにジュエリーデザイナー。ヒップな街ウィリアムズバーグ地区で人気の宝飾店を営んでいる。出会いは、ヒロヨさんが勤めていたブルックリン区の工房にマイケルさんが間借りしたのがきっかけ。
すぐに意気投合して結婚。二人とも相手の母国を初めて訪ねた時の印象は忘れられないという。「 とにかく日本は太陽が大きかった」とマイケルさんが言えば「私は初めてアイルランド訪問したのが12月だったせいもあって『なんて寒くて暗い国』というのが第一印象でした」とヒロヨさん。「天候こそ正反対だけど、彼の家族やアイルランド人の優しさと義理堅さには胸を打たれました。昔の日本人みたいです」。以来、ほぼ毎年、両人の母国を娘とともに訪ねるのを習慣にしているフィッツジェラルド家。お互いの文化を尊重し合う姿勢が娘にも受け継がれ、とてもバランスよく育っているという。
「一番違うのは危機や大事件が起きた時の対応の仕方です。夫をはじめアイルランド人は必ず『That’s not the end of the world.この世の終わりじゃあるまいし』って言うんです。私は、日本的に『大変、もう死ぬわ!』って悲観する。ここでぶつかりますね。でも、大抵の場合、アイルランドの楽観主義に押し切られるよね。で、結果それでよかったケースが多いです(笑)」。昔気質の人間らしさが残る日愛両国。仲良しの秘訣はそこにあるのかもしれない。
注目の聖パトッリックデーイベント
緑の服やアクセサリーを身にまとった人で溢れる街中。 多くの見物客が集まるパレードやアイリッシュパブやレストランなどでは特別イベントなどが開催され、街はお祭りムード一色!
NYC聖パトリックデーパレード
1762年から続く伝統のパレード。毎年百万以上の見物人を集め、今や本場アイルランドのそれを超えて世界一の規模を誇る。今年は聖パトリックデー前日の3月16日(土)に開催される。ビルの谷間に響くバグパイプと太鼓のサウンドは圧巻。一度は体験すべき壮大なイベントだ。
3月16日(土)
開始: 午前11時〜4時半(予定)
場所: パレードは5番街の44丁目から始まり79丁目が最終地点となる
子供も大人も踊ろうよ、アイリッシュダンス!
ニューヨークにおける大きなアイリッシュコミュニティー
世界クラスのパフォーマーが集まりバイオリンやバグパイプ、ピアノの生演奏でアイルランドの伝統芸能を堪能する。クライマックスは上半身を動かさず足のステップだけで表現する「アイリッシュダンス」。参加者が一体となり会は絶頂に達する。
3月16日(土)
開始: 午後4時30分〜7時
入場: 35ドル(大人)
場所: Church of the Epiphany(375 2nd Ave.)
アイリッシュ文化に触れてみよう
ヘルズキッチン地区にあるアイルランド芸術センターのオープンハウス。非会員の参加も歓迎する。本場の音楽やダンスに接することができるほか、クラフトやアートのアクティビティーも提供。アイルランドについての予備知識がなくても気兼ねなく楽しめる。
3月16日(土)
開始: 午後12時〜4時
入場: 入場無料
場所: Irish Arts Center(726 11th Ave.)
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日本とドジャースとの繋がり ブルックリン・ドジャースが初めて日本を訪れたのは1956年のこと。親善試
お洒落グッズ集めから始めよう! ピックルボール経験者も初心者も気分の上がるグッズを購入すれば練習がも
ようやく気温も安定してきた5月。晴れた日は芝生の上でピクニックするのが気持ちいい季節。ピクニックといえども時には一つおしゃれに盛り上げたいもの。ここ2、3年で急成長しているピクニックビジネスの実態を覗いてみた。ランチやスナックを用意して、さぁ公園へいこう。
大谷翔平選手の一挙手一投足から目が離せない。スポーツ報道でLAドジャースの名前を見ない日はない。5月1日現在の勝率・621でナ・リーグ西部地区トップ。そのドジャースが、5月末には対NYメッツとの3連戦、6月には対NYヤンキースとの交流戦で当地にやって来る。NYジャピオン読者としては憎き敵軍なるも大谷選手の活躍に胸が熱くなる複雑な心境。だが、LAドジャースの「旧姓」はブルックリン。昔はニューヨークのチームだったのだ。
あちこちに花も咲き乱れ、4月に入りニューヨークにも春が到来した。本号ではこれからの季節、屋外でも楽しめるピックルボールを紹介する。テニスよりも狭いスペースで出来るピックルボールはここ数年、ニューヨークでも人気だ。
春到来! 週末のプチお出かけ 〜ハドソン川流域・キャッツキル山麓編〜
桜の花も満開を迎え春の行楽シーズンがやって来た。ニューヨーク市内から日帰りできるハドソン川流域・キャッツキル山麓の人気のスポットを紹介しよう。