古くて新しい、とっておきのブルックリンへ

環境と健康に良しの量り売り店 (古くて新しい、とっておきのブルックリンへ 048)

ブルックリンのガイドブックの著者、安部かすみが、本で書ききれなかったことや、お気に入りスポットを紹介します。「大切な友人に紹介するとしたら?」という目線で選んだとっておき。今週はキャロルガーデンズにある「Planted Market」です。


Planted Market(プランテッド・マーケット)

今年初め、ブッシュウィックの「Precycle」という、市内初のゼロウェイスト(むだを出さない)コンセプトの、バルクフード(量り売り)店を紹介しました。同様のコンセプト店をキャロルガーデンズでも見つけました。

8月オープンの最新店

Planted Market」は、ロレッタ・ジェンドヴィルさんが今年8月にオープンしたお店です。彼女はブルックリン各所で20年以上にわたり、フェーシャルスパやヨガスタジオ、ビーガンカフェなど、美容&ウェルネス関連のビジネスを展開しています。以前は洋服やおもちゃなどを販売するキッズストアだったスペースを、この度一新しました。

「数年前にいとこがコロラド州でゼロウェイストのバルクフード店を始めたので、私も1日も早く、同様の店を当地にオープンしたかった」と、ロレッタさん。

食材や調味料、オイルなどの計り売り店。オーガニック商品や今話題のCBD商品も豊富だ

 

CBD製品計り売りも

店内には所狭しと、瓶詰めがずらり。各種米、パスタ、小麦粉、豆やナッツ類、調味料(塩、砂糖、ペッパー、スパイスなど)、スナックやドライフルーツ、オイルやシロップ、せっけんなどが、全て昔ながらの量り売りスタイルで販売されています。

ウェルネス関連の事業を展開するロレッタさんらしく、オーガニック商品も豊富です。

不要なパッケージのゴミを減らせるのはもちろん、普段はあまり必要ないけど「今日だけ必要な食材を、必要な分量だけ」買えるのは、環境にも財布にもとても良いことですね。また大量には要らない調味料や、ただ試したいだけのものなどにも気軽にリーチできるのはうれしい限り。

食材に加え、同店で注目されているのは計り売りのCBD(カンナビジオール)製品。大麻草成分の一つの天然物質で、自然療法として利用されています。心身の緊張、不安、心配症、ストレス、不眠(睡眠障害)、慢性痛などに効果があるとして、美容・健康業界の大ブームとなっています。違法薬物のようにハイにならず依存性もないとあり、ブームは今後も続きそうです。無農薬で栽培されたCBDフラワーやオイル&ティンクチャなどの「お試し」にも、量り売りはおすすめ。

 

CBDフラワー(1グラム10ドル)。MCTオイル(1オンス99セント)と混ぜて料理に使うなど用途は広い。吸引用に「House Blend Joints」(1本12ドル)もある

 

CBDグミ(1グラムごと10ドル)は、寝れない夜などにも効果あり

 

ステンレス製ストローやコンテナーなどもある

 

All Photos © Kasumi Abe

 

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