音は続くよ、どこまでも
音を楽しむと書いて「音楽」と読むがまさに今、長く続くコロナ禍で音楽が心の支えとなっている人も、多いのではないだろうか。 今号では、コロナに負けず活動を続けるミュージシャンたちを一部だが紹介していく。オンラインはもちろん、直接鑑賞できる機会も紹介。聞いて感じて、あなただけの癒やしの音を手に入れよう!
ユニオンスクエアで7日出会った、マイノリティーの子供支援を行うNPOで働くジェシー・マクナスさん(23)は、「デモクラシーでつかもう(=取り戻そう)」という段ボールの看板を掲げていた。これはトランプが05年、テレビ番組出演前に「女性性器をつかむんだ。(金持ちなら女性に)何でもできるんだ」と発言したのをもじったもの。発言は、16年の大統領選挙中に米紙ワシントン・ポストがテープを入手し報じた。
マクナスさんは、「トランプの存在は、民主主義に完全に反していた。投票で不正があったから、集計をやめろというけど、全ての票が重要。彼は人種差別主義者だけど、一人一人の命が大事。それこそがアメリカ。私たちは、今こそもう一度民主主義をやり直す。革命を起こす準備はできている!」と語った。
マクナスさんによると、ミレニアルとZ世代には、生まれた時からインターネットがあり、世界の出来事をよく学習しているという。Z世代は半分が同性愛者を含むマイノリティーで、学校や大学で上の世代に比べ、多様性のある人間ネットワークを形成してきた。それがバイデン氏に投票し、より包括性があるリベラル派に肩入れしている理由でもある。
トランプは訴訟を準備
選挙人の数としては、バイデン氏勝利で終わったが、トランプ氏は激戦州での訴訟などを準備している。最終的な決着は、まだまだ時間がかかりそうだ。
しかし、今年の選挙が70歳代の白人男性が両党の候補者だったにも関わらず、若者の参加など大きな変化を引き起こしたのは、歴史に残るだろう。ビル・クリントンやバラク・オバマ元大統領が引き起こした、「チェンジ」につながるものだった。
津山恵子
ジャーナリスト。
「アエラ」などに、ニューヨーク発で、米社会、経済について執筆。
フェイスブックCEO、マーク・ザッカーバーグ氏などに単独インタビュー。
近書に「教育超格差大国アメリカ」(扶桑社)。2014年より長崎市平和特派員。元共同通信社記者。
話題性抜群サービス 十分に運用するには 先月下旬から爆発的に伸びた「クラブハウス」アプリに関して、ス
グローバル化の進行に伴い、世界中で英語の重要性が高まっています。日本、韓国、中国など、英語を主要言語
期間限定掲載! 米国版・確定申告の季節が今年も到来だ。初めてトライする人は、基礎知識を身に付けてから
音は続くよ、どこまでも
音を楽しむと書いて「音楽」と読むがまさに今、長く続くコロナ禍で音楽が心の支えとなっている人も、多いのではないだろうか。 今号では、コロナに負けず活動を続けるミュージシャンたちを一部だが紹介していく。オンラインはもちろん、直接鑑賞できる機会も紹介。聞いて感じて、あなただけの癒やしの音を手に入れよう!
暮らしのトラブルに強くなる!
水道詰まり、ネズミ被害、家賃交渉——他の人が経験しているあれこれ、自分に降りかかった時のことは考えてる? 今号は、住居にまつわる意外と忘れがちな自衛対策を紹介。
寒い冬だからこそあったかスープで芯まで温まりたい!
寒さの厳しいニューヨークの冬には温かいスープを! 外食規制のある現在、家で作れるスープレシピをマスターするも良し。オススメのスープのテークアウトもよし。寒い冬を乗り切ろう!
創作の世界「縫う、編む、織る人々」
刺しゅう、手芸、編み物、キルト、洋裁、和裁……。布と糸を使った創作は幅広いが、今号は、オーダーメードで制作するアーティストや教室で教える講師の「縫う、編む、織る」作品にフォーカス。オリジナル作品をオーダーしたり、自宅で実際に作ってみたりしながら、創作の世界を感じてみよう。