コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。
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ユニオンスクエアで7日出会った、マイノリティーの子供支援を行うNPOで働くジェシー・マクナスさん(23)は、「デモクラシーでつかもう(=取り戻そう)」という段ボールの看板を掲げていた。これはトランプが05年、テレビ番組出演前に「女性性器をつかむんだ。(金持ちなら女性に)何でもできるんだ」と発言したのをもじったもの。発言は、16年の大統領選挙中に米紙ワシントン・ポストがテープを入手し報じた。
マクナスさんは、「トランプの存在は、民主主義に完全に反していた。投票で不正があったから、集計をやめろというけど、全ての票が重要。彼は人種差別主義者だけど、一人一人の命が大事。それこそがアメリカ。私たちは、今こそもう一度民主主義をやり直す。革命を起こす準備はできている!」と語った。
マクナスさんによると、ミレニアルとZ世代には、生まれた時からインターネットがあり、世界の出来事をよく学習しているという。Z世代は半分が同性愛者を含むマイノリティーで、学校や大学で上の世代に比べ、多様性のある人間ネットワークを形成してきた。それがバイデン氏に投票し、より包括性があるリベラル派に肩入れしている理由でもある。
トランプは訴訟を準備
選挙人の数としては、バイデン氏勝利で終わったが、トランプ氏は激戦州での訴訟などを準備している。最終的な決着は、まだまだ時間がかかりそうだ。
しかし、今年の選挙が70歳代の白人男性が両党の候補者だったにも関わらず、若者の参加など大きな変化を引き起こしたのは、歴史に残るだろう。ビル・クリントンやバラク・オバマ元大統領が引き起こした、「チェンジ」につながるものだった。
津山恵子
ジャーナリスト。
「アエラ」などに、ニューヨーク発で、米社会、経済について執筆。
フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOなどに単独インタビュー。
近書に「現代アメリカ政治とメ ディア」(東洋経済新報社)。2014年より長崎市平和特派員。元共同通信社記者。
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*本記事はCompary AB社によって提供されています。 メジャーリーグベースボールのロサンゼルス
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