NY話題のビジネスパーソン
女子会だって&#
アナタの育てている野菜見せてください！
丁寧に愛情を持って育てた野菜を収穫して食べる喜びは格別。大都会ニューヨークで家庭菜園を楽しむ人たちの自慢の野菜を覗いてみた。
① 育てている野菜は？
② 始めたきっかけは？
③ 手入れで気をつけていること／大変なことは？
ヨーコさん（家庭菜園歴1年）
① 紫蘇、ナス(賀茂茄子、水茄子、普通のナス)、オクラ、キュウリ、日本のシシトウ、韓国のシシトウ、カブ、アルグラ、水菜、小松菜、タイバジル、普通のバジル、オレガノ、ミント、ローズマリー、ネギ、ジャガイモです。今度はヘチマ、ユズ、ウメか杏、そら豆を育ててみたいです。
② 以前から和食を作る機会を増やしたいと思っていて、和野菜を育ててみたかったので、去年庭つきの家に引っ越したのをきっかけに始めてみました。
③ ケミカルなものは使わず、オーガニックに育てています。肥料は生ゴミで作ったコンポストを使用。タマゴの殻も使っています。また防虫剤も使いません。4月に雨が多かった時にナメクジが大量発生して大変でした。柔らかい葉っぱを食べるので、夜間に１匹づつ摘まみ出す除去作業に苦労しました。
カブの収穫を終えたヨーコさん
賀茂茄子
赤と緑の紫蘇
ハリーさん（家庭菜園歴53年）
① ズッキーニ、トマト、ナス、キュウリ、サヤインゲン、バジルなどです。
② 生まれ育ったキプロス共和国では、祖父の家庭菜園を手伝っていました。10代で米国に移住し、その後家を持った時に、故郷と祖父との思い出を引き継ぎたくて始めました。
③ 広くない家庭菜園なので、畑と鉢植えを使ってスペースを有効活用しています。ギリシャ系の自分とイタリア系の妻が食卓で楽しめる野菜を育てています。
ハリーさんとご自慢のトマト
いちじくの木
甘味のあるズッキーニはギリシャの品種
ミナミさん（家庭菜園歴2年）
① 主にミョウガ、青紫蘇、赤紫蘇、エゴマ、ケール、カラードグリーン、ネギ、バジル、レモンバーム、トマトです。今度は三つ葉、春菊などを育ててみたいです。
② お友達がもともとやっていたコミュニティーガーデンを引き継がせていただきました。
③「 自然のまま」です。
ブルックリン区内にあるコミュニティーガーデンにて
薬は使わず100％オーガニック
小さな顔を出してきたトマト
日本の美味しい野菜を日本の種で育てられる!?
「トキタ種苗」で食卓にもっと和野菜を
家庭菜園を始めてみたいという人に嬉しい日本の種苗会社「トキタ種苗」。埼玉県発の同社は2018年に日本の美味しい野菜を世界へ広める総合プロジェクト「オイシイ・ニッポン・プロジェクト」を発足。同社ウェブサイトでは、種の購入だけでなく、野菜についての学習や栽培のコツ、レシピ集まで揃い初心者にも嬉しい情報が満載だ。
また、育てやすい品種では大葉、三つ葉、カブ、小松菜、キュウリがおすすめなんだそう。今回は同社から特別に、「大葉」と「カンサイ三つ葉」の栽培のコツをアドバイスいただいた。
食べ方いろいろ 和食の定番ハーブ「カンサイ三つ葉」
● 種まき
・播種の前に種を一晩水に浸しておくと発芽が促進される。
・1 . 5 c m 間隔、0.5cmの深さに播種をして薄く覆土する。
・発芽するまでは水分を十分に保ち、気温を20℃以上（摂氏）に管理する。
● 間引き
・発芽したら2.5cm間隔に間引きをする。2.5cmよりも近い植物は全て取り除き成長を促す。
・播種から3週間後、5-6cm間隔に再び間引く。
● 収穫
・草丈が15-20cmになったら収穫する。根元を5cmほど残して収穫し肥料を与えると再び収穫することができる。
トッピングや薬味、時には主役になる「大葉」
● 種まき
・土壌温度が20℃以上（摂氏）になったら播種をする。播種の前に種を一晩水につけておくと発芽が促進される。
・15cmごとに0.5cmの穴をあけ、2、3粒ずつ播種する。優しく土を被せて十分に水をやる。
・暖かく日当たりのよい場所で土が乾かないように水分を管理しながら発芽を待つ。湿りすぎにも注意する。
・発芽が確認されたら30cm間隔に間引きをする（間引いた芽は芽シソとして食べられる）。
・30cm間隔に間引きをすることで植物体が大きく、強く成長するように促す。
● 摘芯
・草丈が15-20cmに達したら中央の成長点を取り除き、脇芽を増やすようにする。脇芽を成長させることで収量の向上につながる。
● 収穫
・草丈が30cmほどになったら葉を手で摘んで収穫する。花が半分ほど開花したら穂シソ、花が枯れて実が付いたら実シソとして食べられる。
Oishii Nippon Project （種の購入はコチラ）
TOKITA SEED USA
アウトドアスペースがなくても大丈夫!
今すぐ始められる自生型庭園
自宅で簡単に家庭菜園が楽しめる革新的な自生型庭園の「スマートガーデン9」は、ニューヨークの狭いアパートでも自分で育てた野菜を食べたいと願いを叶えられる優れもの。遺伝子組み換え作物や農薬を使用せず、お店で売られているどの植物よりも新鮮な、100% オーガニックのハーブ、フルーツ、サラダ、花を育ててみよう。
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