2025年 開運!パワーストーン占い by YOKO MARIA
ニューヨーク在住のスピリチュアルカウンセラー・YOKO MARIA氏が、カバラ数秘術と天体の動き、タロットカードを巧みに使い読み、そこに自らの鋭い霊感と直感を合わせ、2025年全般と生まれ月それぞれの運勢を独自に解析しました。ジャピオン読者の方々と全世界がどうしたらみのり大きな一年にできるのか、心を込めて愛ある言葉で解説していきます。
グリーンマーケットでも人気の和野菜
近年、日系やアジア系食料品店以外でも和野菜を見かけるようになった。特に、春から秋にかけての温かいシーズンに活況を呈するグリーンマーケット(市内45カ所以上で定期開催。詳しくはGrowNYC.orgを参照)に出ている和野菜は近郊農家による有機の少量生産品なので新鮮で質がいい。最大規模のユニオンスクエアマーケットで和野菜農家に出会った。
ノーウィッチ・メドウズ・ファーム
一流レストランのシェフも注目する和野菜
ニューヨーク州ノーウィッチ(車で4時間)にある有機農家ノーウィッチ・メドウズ・ファームは、1998年創業。パレスチナ人農家の血を引くサイードさんとヨルダン人のハイファさんの共同経営で、少量生産の高品位野菜を専門に作っている。ハイトンネルと呼ばれるハウス栽培を駆使して、栽培期間の延長や収穫量アップに成功。珍しい品種や従来は育てにくかった野菜も広範に扱えるようになった。
その中で共同経営者サイードさんは、特に日本の野菜と種苗メーカーを高く評価する。「日本のキュウリ、カブ(ハクライ)、青梗菜、カリフラワー、京ニンジンなどは、いずれもニューヨークの気象条件の中で育てるのが難しい品種ですが、ウチが取引している日系の種苗会社のものは大変優秀です。激しい気温変化にもよく耐えます。和野菜に限らず一般カテゴリーでも日本の野菜はベストですね。誰も知らないけど『サイカ』というトマトの超人気品種は日本発ですよ」
共同経営者のサイードさん
質の良さゆえに市内の一流レストランからもシェフたちが自ら買い付けにやってくる。巨大なビニール袋に忙しく野菜を放り込んでいたのは、16歳でデビューした「ジェムワイン」の天才シェフ、フリン・マクギャリーさん。「サイードの店には毎日来るよ。ネギもカブも日本の野菜は最高だね」。一方、日本人シェフのノブさん(「ヴェールフレ」)も常連の一人。「今は、サヤエンドウやソラマメが旬です。よく買いに来ます。最近では米系の有機農場で作る和野菜の質も格段に上がっています」
左から「ジェムワイン」のシェフ、フリン・マクギャリーさん。「ヴェールフレ」の日本人シェフ、ノブさん
日本風の太めのネギ類は鍋や煮物に最適。一般野菜の中にも日系メーカーが提供する種苗が多い
紫のテントが目印
Norwich Meadows Farm
ラニズファーム
毎年、日本を訪問して新しい野菜を探す
ラニズファームはニュージャージー州ボーデンタウン(市内から車で1時間半)にある家族経営の有機農場。青梗菜、菜心、芥藍、豆苗など中国野菜のエキスパートだが、和野菜に関しても、マーケットに出店を始めた40年以上前から欠かさず扱っている。今でこそ全米で売られているシシトウをいち早く紹介したのはこの農場。
人気は、現在「旬」の東京べか菜。薄緑で肉厚の葉っぱが食欲をそそる。「ニューヨーカーは、ほとんど炒め物に使うようです」と言うのはオーナーのユジーナさん。「サラダや煮物でも美味しいですよ」。レジに並ぶ常連客のアニーさんはキュウリを10本ほどまとめ買い。「ここで売っている日本のキュウリを食べたら、他のは食べられない。早稲田大学に留学中の息子を訪ねて東京に短期滞在した時に出会ってやみつきになりました。買ったら即『ポリポリ』するの」
オーナーのユジーナさん。手に持っているのは東京べか菜
すかさずユジーナさんも「うちの息子も大阪に住んでいて、もう日本が大好き。日本語ペラペラなのよ」と自慢げ。「私も昨春、日本に2カ月滞在して。いろんな和野菜を試食しました。とくにニンジンがおいしくて、うちの農場でも日本のニンジンを手がけてみようと計画中です」。和野菜をめぐってはユーザーも生産者も想いが熱い。
常連客のアニーさんは日本のキュウリの大ファン
ビタミンB6とEが豊富で免疫力の向上効果があるシシトウは目玉商品
Lani’s Farm
和野菜専門農場 生産現場からの声
前述の「ベジ家」の最大の取引先である鈴木ファーム(Suzuki Farm Inc.)は東海岸唯一の和野菜専門農場。1983年に、当時ヒヨコの雌雄鑑別士だったケン鈴木氏がデラウェア州で起業。モットーは「美味しさにこだわった高品質かつ安全な日本野菜の生産を行い、野菜と食生活を通じてお客様に喜んでもらい、食文化発展に貢献すること」だ。
ニューヨーク近郊の日本食品店を中心に業務を展開。2021年には、ラーメンなどの飲食店チェーンで米北東部に実績のあるフーズスタイル社が経営を継承、20年当時に30だった栽培品目数は23年には40まで拡大。当時年間60万ドルだった収益を同100万ドルにまで伸張させた。
「今年のデラウェア州は3月まで大雨が多く、今は乾燥していますが、ウチはイリゲーション(灌漑)のシステムが盤石なので水の問題はありません」と語るのは同ファーム営業担当の津田悟さん。「野菜の出来はいいです。ナス、ピーマン、キュウリ、ミニトマト、ニガウリなどが旬ですが、特にナスが美味しいです」。デラウェア州は緯度的には、日本の北関東や南東北と同じ。緯度の高いニューヨーク州よりも育成できる和野菜の種類が豊富だそう。この夏は、メロンやスイカを本格栽培し、秋冬に向けては山芋やサツマイモに注力するという。
鈴木ファームの野菜は地元の米国人消費者の間でも人気上昇中。だが、津田さんは「あえて日本をブランドにはしようとは思わない。『日本の野菜だから食べる』ではなくて、『美味しい野菜を食べてみて気づいたら和野菜だった』と言われるのが理想ですね。もっと、日本の野菜を米国に浸透させたいです」と熱く話した。USA和野菜の夢は確実に育っている。
Suzuki Farm/suzukifarm-usa.com
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Gold Pan($5.00~) 肉や
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