思い通りの人生

<第1回> 今日からできないは捨てて「できる」に変える思考

「みなさんは今幸せですか? 生きた時間を過ごしてますか? やりたい事はできてますか? 何かに躓いていませんか?」突然質問攻めになってしまいましたが、この質問に即答できる人は何人いるでしょう。

さて、このコラムで私がみなさまにお伝えしたいのは、なりたい自分になるための方法。ほんの少し思考を変えるだけで、なりたい自分になれ、また〝人生思い通り〟になります。

みなさん、初めまして

初めまして、Yayoiです。私が初めて米国に来たのは2002年。行くと決めてから1週間後には米国に来ていました。「こう!」と決めたらいつも有言実行!そんな私も小さな頃は恥ずかしがり屋で、いつも自分からではなく与えられた事をやっていました。習い事も何となく仲良しの子がやっていたから、という理由でやっていましたが、自分が唯一好きだった事、それは「音楽」でした。”No Music No Life”、音楽を通じて歌と出会い、人生が変わりました。

私の恥ずかしがり屋の性格はどこへやら、バックパック一つで米国・サンフランシスコへ渡るまでに。そしてその後、ロサンゼルスへと向かうことになります。

LAで事件発生?! ハリウッドでの出会い

ロサンゼルスに到着し、泊まるはずの家に行くと、そこは家も何もない場所でした。英語も話せなかった私は、「とりあえず賑やかな場所に行けば何とかなる!」と思い、ハリウッドへ向かいます。そこで夢の出会いが待っていたのです。

ハリウッドへ到着し、知らない米国人にとりあえず声をかけましたが、立ち止まって話を聞いてくれる人はいませんでした。途方に暮れていると、ある女性が声をかけてくれました。私が迷子の子供に見えたそうで声をかけてくれたようです。当時私の英会話力はかなりヤバかったのですが、何となくの単語とジェスチャーで必死に伝えました。そんな私を心優しくお家のゲストルームに泊めてくれて、さらにニューヨークへ行きたいと言ったら、お知り合いまで紹介してくれて、泊まる所までお世話してくれました。後になって知ったのですが、その彼女はなんとCNNの有名なキャスターだったのです。そんな奇跡的な出会いがあり、心からこの〝一期一会〟の出会いに感謝しました。

なりたい自分になる四つのステップ

私が今ニューヨークにいることは意味がある事だと思っています。みなさんに伝えたい事がたくさんあります。自分が思い描く未来像、将来の夢や希望があるならば、まずそれは必ず叶います。なぜなら、〝人生思い通り〟だからです。その夢や希望、目標はちょっとしたマインドで叶う事ができます。いつも今日中にやらないといけない事がありますよね? でもそれって本当に今日までにやらないといけない事なのか。なりたい自分になるための、四つのステップをみなさまにお伝えしたいと思います。

〈ステップ1〉
時間のコントロール

どんな事も効率よく進めるには、時間のコントロールが必要です。その時間までに終わらなければ明日にまわす、という切り替えが大切です。だらだらやっても結局は時間の無駄。時間内でやらなければいけない事を選別し、「今日はきりの良いところで終わり、続きは明日やる!」というふうに自分でコントロールすることが大切です。

〈ステップ2〉
仕事とプライベートの両立

「仕事は仕事、プライベートはプライベート」とはっきり分ける事が大切。仕事が延長するとプライベートの時間も減ります。またプライベートが充実していないと、仕事も充実しません。この関係はいつもイコールです。

〈ステップ3〉
自分を好きになる

自分が嫌いな人もいると思います。でも自分を信じて大好きになってあげてください。いろんなコンプレックスもあると思いますが、それも自分の個性。「人は人!自分は自分!」隣の芝は青く見えるものです。ですが相手もそう思っていることが多々あります。だから自分はこの世で一人しかいない。みんな違ってみんないい。私はそう思います。

〈ステップ4〉
ポジティブ思考

常に前を向いて挑戦する中、挫折もあります。またうまくいかないことも多々ありますが、それは夢が叶うためのスパイスです。回り道があってもいい。その分たくさんの経験になるから。全ては夢を叶える為の経験へとつながっているから。そう考えると何でも楽しめるようになります。

そして最後に私が一番大切にしていることは、「人への感謝の気持ちと尊敬する心を忘れないこと」です。私が今こうしていられるのは、いつも家族やお友達、周りのみんながいてくれるからこそだと思っています。私の周りにいる、これまで出会ったたくさんの人に「ありがとう」を伝えたいです。私が日本語で一番好きな言葉「ありがとう」は、伝える人も伝えられた人もお互いが幸せになれる素敵な言葉です。感謝の気持ちを持つことで、物事が良い方向へ進み出します。明日から大切な人に心を込めて、「ありがとう」を伝えましょう!


窪田 弥生 Yayoi Kubota
アーティスト

奈良県出身。5歳から歌を始める。Ture star Japanオーディションで3000人の中からチャンピオンに輝き、チャンピオン大会出場のため単身ニューヨークへ。その後再び2006年に渡米。大学時代には、ミュージカルや芝居、バックダンサー、CM、レポーター、モデルなど数々の経験を重ね、サザンオールスター、BOA、スガシカオ、本田美奈子など、著名なアーティストとの共演経験も持つ。渡米後、全米トップのMacdonal’s Gospel festで女性シンガーソロファイナリストに選出される。アリシア・キースやダイアナ・ロスのボーカルトレーナーに認められ、コラボレーションしたりハーレム地区の有名なコットンクラブでも歌っている。また、10年にオフブロードウェーミュージカル『Black Nativity Now』に日本人ゴスペルクワイヤーとして出演。14年には、ニュージャージーのニューアーク・シンフォニー・ホールでゴスペル・スーパー・クワイアーでギネスに挑戦し、記録を更新。またベルリン国際映画祭で2年連続オープニングパフォーマーを務めたり、愛知万博に振り付けで参加するなど、日本とニューヨークを中心に世界を股にかけ活動中。直感と縁を大切にしている。

               

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