中国から日本に伝わり、禅宗の影響を受けて独自に発展した盆栽。米国では新型コロナウイルスのパンデミック以降、盆栽を身近に置いて鑑賞したり、趣味として始める人が増えているという。今週は日本が誇る伝統園芸、盆栽に注目してみた。
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あちこちに花も咲き乱れ、4月に入りニューヨークにも春が到来した。本号ではこれからの季節、屋外でも楽しめるピックルボールを紹介する。テニスよりも狭いスペースで出来るピックルボールはここ数年、ニューヨークでも人気だ。(取材・文/ 菅 礼子)
話題のスポーツ・ピックルボールを徹底解剖
ニューヨーク市内に3つのピックルボールクラブを構える「コート16」の創業者、アンソニー・エヴラードさんにその魅力を聞いた。
─ピックルボールの魅力は?
年齢や技量に関係なく、簡単に習得出来ることです。コートはテニスコートより小さいので、いい運動やトレーニングになります。社交の場としても最適で、カップルや友人同士でプレーしている人の姿をよく見かけます。
─テニスとの違いや利点は?
ピックルボールでは、プレーヤーはテニスラケットの代わりにパドルを使います。パドルにはテニスラケットのようなストリングはなく、テニスボールほど高く跳ねないプラスチックボールを使います。コートの大きさも異なり、ピックルボールのコートは小さく、幅約6m、長さ約13mのコートが一般的です。ピックルボールの良さは、初心者でも簡単にできることです。テニスほど体力を必要としないので、初心者がラケットスポーツを始めるのに適しています。
サーブに関して言えば、テニスではオーバーハンドで打つのに対して、ピックルボールではアンダーハンドで打ちます。多くの初心者は、ピックルボールの方がサーブを出しやすいと感じるでしょう。「コート16」では、マンハッタン区のファイナンシャルディストリクト地区、クイーンズ区のロングアイランドシティー地区(LIC)、ブルックリン区のダウンタウン・シティー・ポイントにあるクラブで、テニスとピックルボールの両方をお楽しみいただけます。 LICには、世界初で唯一のカスタマイズ可能なLED照明付きコートがあり、ボタンを押すだけでピックルボールをテニスに変更することができます。これにより、会員に両方のオプションを提供し、実にユニークな体験を提供することができるのです。
素晴らしい施設を持つコート16
─なぜNYCでピックルボールが流行っているのか?
ニューヨークのような大都市で人気があるのは初心者でも簡単に学べるほか、社交の場にもなり、限られたスペースの中で出来るためです。「コート16」では、従来のデートや夜の外出をやめて、パートナーや友人、職場の同僚と一緒に健康的なアクティビティーとしてピックルボールを楽しむ人が増えています。
─コート16の特徴は?
ニューヨークで最高級のインドアテニス+ピックルボールクラブで、最先端の施設、専門家によるコーチング、そしてあらゆる年齢と技術レベルのプレーヤーのための活気あるコミュニティーを提供しています。当クラブの主なプログラムには、キッズテニスアカデミーがあり、3歳以上のプレーヤーを対象に、USTA公認のコートで最適な学習ができるよう特別にデザインされたクラスがあります。また、大人向けのテニスやピックルボールのプログラムも提供しており、世界初のボールマシンを使ったトレーニングクラスもあります。
─クラスの種類は?
レベル1~4までのクラスをご用意しています。また、各クラブではピックルボールリーグを開催しており、トレーニングになるだけでなく、新しい友達も作れます。 自分でプレーしたい人のためのコートレンタルや、試合に参加したい人のためのオープンプレーもあります。
アンソニー・エヴラード
コート16創業者
2014年にコート16を創業。ロングアイランドシティー地区、ダウンタウンブルックリン地区、ファイナンシャルディストリクト地区の3カ所にクラブを構える。コート16の名前は、3歳のときに祖父と一緒にプレーを始めた故郷ベルギーのブリュッセルにあるテニスクラブの16番コートに由来する。
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