ブラックカルチャーを体感しよう!

ニューヨークのジューンティーンスを祝うイベントへ!

歴史ある大規模フェスティバルから、地域に根差した気軽に参加できる催しまで──多彩なイベントから厳選してご紹介!

<マンハッタン>

ハーレムで黒人文化を讃える32nd Annual Juneteenth NYC Celebration

毎年ハーレム地区で開催される恒例のジューンティーンスセレブレーションが第32回目を迎える。バンド演奏や装飾カーが連なるパレードが午前11時から始まり、ストリートフェアは午前11時から午後6時まで開催。音楽、ダンス、地元の料理などを楽しめる。ハーレムルネサンス以降、ブラックカルチャーの聖地となったこの地で、その文化と歴史の理解を深める機会に。

【日時】6月14日(土)午前11時〜午後6時
【場所】116th St.(bet.Malcolm X Blvd. & 5th Ave.) 入場無料

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黒人文学の功績を知ろう
Schomburg Centennial Festival

ハーレム地区のショーンバーグ黒人文化研究センターが創立100周年の記念フェスティバルを開催し、アフリカ系の人々の文学的な功績を伝える。ロクサーヌ・ゲイなど著名作家のトークショーやポエトリーリーディング、大御所ラッパーのスリック・リックらが登場するブロックパーティー、コミック・アニメ好きのためのコスプレイベントなど、多岐にわたるプログラムとなっている。

【日時】6月14日(土)午前11時〜午後7時
【場所】Schomburg Center for Research in Black Culture 入場無料・下記詳細より予約

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ブロードウェーの才能が集結
Broadway Celebrates Juneteenth

ブロードウェーで活躍する多彩な出演者たちによる無料の屋外コンサートがタイムズスクエアで開催される。司会を務めるのは、演劇界で最も栄誉のあるトニー賞ノミネートのジョン・マイケル・ヒルと、2024年同賞受賞者のカラ・ヤング。そして『アラジン』『シカゴ』『ハリー・ポッター』といった人気作品の出演者たちが、歌や演技を駆使した一流のパフォーマンスを披露する。

【日時】6月19日(木)午前11時〜午後12時30分
【場所】Duffy Square in Times Square 入場無料

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アフリカの伝承が息づく舞台へ
Juneteenth at Lincoln Center

アフリカおよびアフリカ系米国人の伝統的なフォークロア(民間伝承)にインスピレーションを得た舞台『Oh Sankofa!』が無料公演。劇作家のカール・ハンコック・ラックスが、神話の鳥サンコファを題材に、音楽、ダンス、合唱、朗読などを織り交ぜた多彩なパフォーマンスを届ける。俳優のフィリス・スティックニーやジャズギタリストのマービン・スウェルなどが出演。

【日時】6月19日午後6時〜
【場所】Hearst Plaza at Lincoln Center 入場無料・先着順(一部先行予約も)

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<ブルックリン>

ニューヨーク最大規模の祭典Juneteenth NY Festival

アフリカ系米国人の文化と歴史を祝う、ニューヨーク最大規模のジューンティーンスイベント。6月12日(木)から19日(木)までの1週間にわたって、リアルと対面のハイブリッド形式で、バラエティー豊かなプログラムが実施される。メーンのフェスティバル開催日は14日(土)。パレードやファッションショー、ダンスパフォーマンス、音楽ライブ、フード販売など、幅広く多様な催しが集結する。

【日時】フェス開催の6月14日(土)ほか
【場所】Gershwin Parkほか 入場無料

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ブラックミュージックを浴びよう
BRIC Celebrate Brooklyn’s 3rd Annual Juneteenth in the Park

ブルックリン区の無料の屋外パフォーミング・アーツ・フェスティバルが、ジューンティーンスを記念した特別プログラムを実施。今年は祝日の歴史的な発祥地であるテキサス州に焦点を当てながら、ブラックカルチャーを祝福する。ダラスのバンド、ゴースト・ノートによるファンクの演奏、DJフラッシュ・ゴードン・パークスによるヒューストンにちなんだヒップホップ、ファンク、ソウルなどのDJプレイが注目だ。

【日時】6月19日午後6時(5時会場)〜9時
【場所】Lena Horne Bandshell in Prospect Park 入場無料・下記詳細より予約

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