*こちらは提供&
身近なところからサステナブル!
『ジュリアンマガジン』クリーンナップチーム
「ニューヨークの街をきれいにしたい!」という曽山絵里さん(ジュリアンマガジン発行人/編集長)。大好きなニューヨークへの真摯な思いと活動について伺いました。
お掃除を通じて地域や人々と繋がる
私が発行人と編集長を務める『ジュリアンマガジン』という雑誌兼ファッションウェブサイトがあるんですが、そのメディアの一環として、ずっとニューヨークの街をきれいにしたいという思いがあり、実際に行動したかったのです。今回はその思いがようやく形として実現できました。もともとコミュニティーのお掃除に興味があり、自分でもいろいろな地域のコミュニティークリーニングやボランティアに参加していました。私が過去に参加した清掃活動では、トングやゴミ袋などお掃除用具を配って、パパッと掃除して、はい解散、各自適当に帰る、というような場合が多かったのですが、私が主催する『ジュリアンマガジン』クリーンナップチームでは、清掃活動後に参加者みんなでお茶をして、今後どのような活動をしていきたいか、みんなが地球環境や未来をどう考えているかなど話し合えたらと思います。お掃除活動と『ジュリアンマガジン』を通して、一つのコミュニティーを作れたら良いですね。
この日はユニオンスクエア周辺をお掃除
サステナブルで地球環境に優しい未来を
最初にニューヨークに降り立った時、とっさに感じたのは街が「汚い!」ということでした。マンハッタン区ならダウンタウン地区、特にチャイナタウン地区やイーストビレッジ地区、あとはブルックリン区も本当にゴミや犬の糞が多いと思いました。真夏には、これまで人生で嗅いだことがないような異臭が街中に漂いますし。とにかく汚いという印象が強いです。日本だと街中にゴミが溢れかえっていることが無かったので、ゴミが気になって仕方なかった。日本は街がきれいですね。
お掃除活動を始めたきっかけは、まずサステナブルをきちんとしなければ、と思ったことです。ニューヨークの街が汚いからきれいにしたいと思ったことももちろんですが、まずはしっかりゴミを分別しよう、自然環境を考えて分別ゴミを定着しなければ、という思いがありました。最先端のニューヨーカーの中にも、環境や分別ゴミに対して意識の低い人が結構います。厄介なのは、企業や集合住宅から分別せずに出されているゴミをあさって、空き缶やペットボトルだけを取り出し、それを換金して実際に生活している人たちがいる、という現実もあります。だからゴミを分別しなかったり、道にポイ捨てするのは、ゴミ拾いで生計を立てている人たちへの人助けだ、と主張する米国人も少なくないです。また、ゴミ問題に対してあまり教育されていない移民が街を汚していると言う人もいます。 これからは公立の学校など、州や自治体でゴミの分別の仕方やサステナブルに関して、もっとしっかり教育するべきだと心から思います。
寒さに負けず、元気いっぱいの参加者
皆さんのご参加、是非お待ちしています!
『ジュリアンマガジン』では、サステナブルにフォーカスした特集があります。ファッションメディアですが、読者の皆さんと一緒に将来の地球環境を考えていきたいです。ニューヨークの街を100%きれいにするのは無理だけど、私たちの活動を通じ、参加してくれた人の中で何か意識が変わればいいなと思ってます。街で活動していると、私を見て、アジア人に掃除させておけばいいと、きれいにした矢先にゴミをポイ捨てする人もいます。悲しいですがそんな現実にも直面するので、今後は人種や老若男女問わずもっといろいろな方々に参加して欲しいです。地球がいつまでも健康で、みんながハッピーにと願いつつ、今後はベッドスタイ地区やブシュウィック地区にも活動を広げる予定です!
曽山絵里
スタイリスト/『ジュリアンマガジン』編集長。日本で20年以上のキャリアを詰んだ後、2015年渡米。日本では、ファッション誌やアーティスト、映画『パラダイス・キス』のスタイリングを担当。さらなるステップアップのため、日々ニューヨークで奮闘中。
ジュリアンマガジン
URL: julianmagazine.net
Instagram: @julianmagazine
『ジュリアンマガジン』クリーンナップチームにご参加希望の方はerirrm@gmail.comまたは『ジュリアンマガジン』公式InstagramのDMまでお気軽にお送り下さい!






