期間限定の連&#
安定したインターネット環境と自宅のパソコンやタブレットを使用して、海外からいつでも受講できるという便利さが魅力の通信教育。バイリンガル学習や帰国子女のための日本の教材・教育が揃う通信教育の魅力をリサーチ。
何年もさかのぼって丁寧にやり直せる無学年方式
「すらら」は小学生から高校生までの教材を、さかのぼり学習や先取り学習と呼ばれる「無学年方式」で学べるオンライン学習。一人でも進められるAI搭載型ドリルや学力を測定する診断テストなど子供のやる気を引き出す工夫がされており、日本国内外の教育機関を始め、海外に住む家庭でも利用者が増えているという。今回はそんな「すらら」の佐々木章太さんに話を聞いた。
─日本国内だけでなく、海外の教育現場でも採用されているそうですね。「すらら」の特長は?
「すらら」は、小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会の5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができる、AIを搭載したアダプティブなICT教材です。ネット環境と端末さえあれば、どこでも誰でも学習をすることができます。
「すらら」はレクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人一人の学力に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の理解と定着をワンストップで実現します。初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができるのが特長です。
─具体的な利用方法は?
まず、学習したい教科・単元を選びます。「すらら」は無学年式なので、学年にこだわらず、学習内容を体系化した体系図から選ぶことができます。あとは、画面表示に従ってレクチャー動画を再生します。動画は一方的にみるだけではなく、数分ごとにレクチャーの内容をアウトプットして理解を確認して進めていきます。
レクチャーの後は、ドリルに取り組みます。間違えた問題は、間違えた原因をAIが分析して、原因となる単元の問題を出してくれます。解説動画もあるので、さかのぼった部分もしっかり学習ができます。
テスト機能で学習した内容の定着度合いを確認します。間違えたところがあってもそのままにすることなく、復習用の問題が出るのでそれに取り組みます。
どのプロセスでも途中で止めたり、スキップしたりすることも可能です。進めていくうちに、自立的な学習が身についていきます。
─生徒のモチベーション維持にはどんな工夫が?
レクチャー機能では、アニメーションのキャラクターと双方向で進めます。また数分に1回は必ず問題に解答するプロセスがあるので、最後まで飽きることなくレクチャーを進めることができます。
ドリル機能では、AIが搭載された「難易度コントロール機能」と「弱点自動分析機能」で、その子にとって簡単すぎず難しすぎないちょうど良い問題が出されるので、〝できる楽しさ〟を感じられることで学びの意欲を高めます。
また、ゲームの手法を用いてプロセスを可視化、成長実感につなげています。点数ではなく「努力」を評価し、学習時間、クリアユニット数でランキングを表示。さらに努力の度合いに応じたキャラクター育成・アイテム交換ができる「アチーブエッグ」という仕掛けでモチベーションの維持につなげています。
─学習中に隣でサポートをできない保護者もいるかと思いますが、何かフォローはありますか?
基本的にはお子様が一人でも進められる教材のつくりになっていますが、家庭学習としてご利用のユーザー様には、学習の目標設定や進め方をアドバイスする「すららコーチ」が付きます。直接コーチとお子様が対面することはありませんが、「すらら」の画面のメッセージ機能でやり取りができ、また保護者との情報共有もコーチが行います。お子様の学習進捗をお伝えしたり、保護者からの学習に関する心配事などのご相談にも対応しています。
すららはパソコン、タブレットで学習できるマルチデバイス対応の教材
<お話を聞いた人>
佐々木章太さん
株式会社すららネット 子どもの発達支援室室長