巻頭特集

ニューヨークの バレンタインを攻略しよう!

やっぱり! バレンタインにはチョコレート

気になるショップをチェック

アメリカでも、バレンタインといえばやっぱりチョコレート。限定商品もめじろ押しなので、早めにチェックしよう。


Aigner

クイーンズのフォレストヒルズにあるAignerは1930年創業。家族経営でチョコレート作りの伝統を継承し、現在は夫妻が店を切り盛りしている。イースター、サンクスギビング、クリスマス、ハヌカなど、一年中、イベントごとに限定のチョコレートが売り出されるのも注目だ。バレンタインはハート型のチョコレートはもちろん、リップ型やバラの花束チョコレートなど、ユニークなデザインも多い。トリュフなど、クラシックなラインナップも 充実している。

A Box Of Hearts/$120


L.A. Burdick

1987年に創業。創業当時のアメリカにあったチョコレートはクオリティーの低いものが多かった中で、スイスで修行を積んだ創業者のヨーロッパの職人技が光るチョコレートブランドだ。

繊細なものづくりに定評があり、可愛らしいネズミの形のチョコレートが入ったシグニチャーのチョコレートボックスが人気。バレンタイン限定の「Signature Heart Assortment」には、シグニチャーのネズミをはじめ、すべて手作業で作られたチョコレートが入っている。

Signature Heart Assortment/$58


FINE & RAW

2007年にブルックリンのウィリアムズバーグで創業。ミッションに「Save the world through silliness and chocolate.(おバカとチョコレートで世界を救え)」を掲げている同店はユーモアに溢れた取り組みをしている。

ベリーズとエクアドルのサプライヤーから届いた高品質な有機農法の素材を使い、フェアトレード以上の賃金を払うことを保障している。常に透明性を持ち、オーガニック素材を厳選し、チョコレート作りをしている新しい世代のチョコレートブランドだ。

Valentine’s Sea Salt Chocolate Bar/$10



Kreuther Handcrafted Chocolate

ミシュラン二ツ星のフレンチレストラン「Gabriel Kreuther」のチョコレートショップ。ジュエリーボックスのように敷き詰められたフランスのエスプリを感じさせるチョコレートは、もらった人なら誰もが心躍るはず。塩バターキャラメルやジンジャーブレッド、オートミールクッキーなどさまざまなフレーバーのボンボンショコラが詰まっている。バレンタイン限定のピンクや赤のマカロンもあり、売り切れ必至だ。

Valentine’s Day Signature Chef’s Selection- 48 PC/$135


Jaques Torres

南フランス出身のジャック・トレスがスタートしたショコラティエ。ニューヨークの有名店でエグゼクティブパティスリーシェフを務めた後、2002年にブルックリンに自身のショップをオープンした。2020年まで30年間、International Culinary Centerのペストリーアート学部長を務めるなど、権威がある。

バレンタイン限定チョコレートはボックスに詰められたボンボンショコラから“I LOVE YOU”がシンプルに愛を伝えられるチョコレートバーまで、選ぶのが楽しくなる。

I Love You Square/$13.50


Cocoa Store

世界中のさまざまなチョコレートブランドを扱うショップ。熟練された職人によるチョコレートブランドを扱い、各ブランドの異なるテイストやブランディングに見ているだけでワクワクしてしまう。

バレンタインに販売されるラズベリーやシャンパンのフレーバーのチョコレートバーは以前から人気の商品。シャンパンを染み込ませたチョコレートは大人の味わいだ。他にもチョコレートのパンなどに塗るスプレッドなども豊富にそろえている。チョコレートで世界旅行ができそうだ。

Ritual “The Apres” Sparkling Wine infused and Dried Raspberries 70% Bar/$12


キッズのバレンタインスイーツ

アメリカの小学校などで古くから交換されるバレンタインスイーツが「Sweethearts」だ。

ハートの形のラムネのようなお菓子で味はあまり美味しくないという噂も…。それでも定番のスイーツで、今でもさまざまなラインナップがある。一度試してみてはどうだろう?

Sweethearts

spanglercandy.com/our-brands/sweethearts

               

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