
NYご当地香水ブランドの
カリスマ創業者を直撃!
今回は、香水ブランド「ボンド・ナンバーナイン」の創業者、ローリス・ラメさんにお話を聞きました。
――この仕事を始めたきっかけは?
わたしはフランスのパリ出身ですが、ニューヨークでの生活は25年以上になります。わたしが美容業界で成功を収めるための礎を築かせてくれたのは、化粧品メーカー「ロレアル」での経験。21歳でインターナショナル・トレーニング・ディレクターになるまでに、世界各国の文化や、異なった社会背景を持つ人々に関する知識を学びました。
その後、香水に強く引かれるようになったきっかけは、フランスの香水ブランドの創業者、アニック・グタールとの出会い。デザイナーズブランドの香水の流行が薄れてきていた1980年代、香水の専門家の手で生み出された香水として、彼女のブランドをアメリカで広めることに成功しました。また英国発の香水ブランド、「クリード」のアメリカ代表も務めました。
それまで販売を専門としていたわたしが、クリエーターとなったきっかけは、2001年に起きた同時多発テロ事件。事件後半年近くたっても、灰や異臭がマンハッタンに住む人々を苦しめているのを見て、「この街をもう一度良い香りで満たしたい」と強く思ったのです。そしてこの地へのオマージュと愛と祈りを込めて04年に誕生させたのが、「ボンド・ナンバーナイン」です。
――ブランドの特徴は?
わたしたちのミッションは、「香水の位置付けを芸術品として復活させること」、そして「ニューヨークの地域の特徴を香りで印象付けること」の二つ。香水の名前は「アスタープレイス」、「ウォールストリート」、「チェルシー」など当地の地名から取っています。エリアごとに香りもボトルのデザインも変えて作っていて、今では全50種類以上になりました。調合やデザインもわたしが手掛けています。日本でも4年前から販売を始めていますよ。
――最近、人気の香りは?
面白いことに、今、香りの流行は東京から当地に流れて来ているんですよ。日本ではいつの時代も「フレッシュでライト」な香りが人気。最近はニューヨークでも、あまり強過ぎない香りが好まれています。
――おすすめの香水の選び方は?
まず香水を選ぶ時、テスト用の紙の上で試すだけではだめです。両手の甲と、ひじと手首の間の4カ所に吹きかけて、肌の上での香りの変化も確かめてください。ちなみにわたしは毎週つける香水を変えていますし、シチュエーションによっても使い分けを楽しんでいますよ。
――ラメさんのキレイの秘訣(ひけつ)は?
12年間続けているヨガでしょうか。最近は週に2回、ヨガの先生を自宅に招いてレッスンをしてもらっています。ちなみにヨガの先生たちに人気があるのが、平和を願う香り「ザ・セント・オブ・ピース」です。

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