騒音とパーティーの苦情3カ月で21万5000件 <マンハッタン>

5〜8月中旬までにニューヨーク市の苦情サービス「311」に寄せられた騒音とパーティーについての苦情は、昨年同時期の2倍以上である21万5000件に達した。14日付パッチが伝えた。

新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念される中、アンドリュー・クオモ州知事は、社会的距離保持の規制を無視した市内のバーや飲食店に対する取り締まりを強化してきた。

だが、311に寄せられた騒音とパーティーに対する苦情の約半数の11万1000件は、住宅地から寄せられ、そのうち約半数がブロンクス区から。その他、ブルックリン区、マンハッタン区、クイーンズ区、スタテンアイランドの順に続いた。

市内では最近、クルーズ船や、ブルックリン区とクイーンズ区を結ぶコスキアスコ橋、さらにMTAバスの中でも、突発的なパーティーが報告されている。騒音とパーティーについての苦情の増加は、こうした集まりがコロナ第二波を招くのではという市民の懸念を反映しているとみられる。

               

バックナンバー

Vol. 1324

年末年始は日本を満喫!

お正月の日本は閉まっている店ばかり…。そんなイメージを覆す、“三が日OKスポット”をご紹介。「食べたい、買いたい、くつろぎたい」せっかくの一時帰国だからこそ、日本らしい時間を存分に楽しみましょう!

Vol. 1323

ホリデーを彩るワインの魔法  ─クリスマス・年末年始・大切な人と集う時、 “美味しい”を超える体験を、ワインと─

ホリデーシーズンは、家族や友人と集まる特別な季節。そんな時間をより豊かにしてくれるのが「ワイン」である。 今回は、ワインのスペシャリスト監修のもと、基礎知識からフードペアリング、ギフト選びまで幅広く紹介。初心者から上級者まで堪能できる、“ホリデーを彩るワイン”の楽しみ方をお届けする。

Vol. 1322

私たち、こんなことやってます!

睡眠時無呼吸症候群の治療に注力する、パーク・アベニュー・メディカル・センターのジェフェリー・アン院長と、保険対応も万全の総合ヘルスケアを提供するE.53ウェルネスの川村浩代さんに話を聞きました。

Vol. 1321

サンクスギビング特集 ニューヨーカーに愛される手作りパイ 〜ケーバーズの舞台裏〜

ウエストビレッジの一角に、どこかノスタルジックな空気をまとったパイ専門店「ケーバーズ」がある。ロングアイランド地区で生まれたこのブランドは、“農場から都会へ” をテーマに、素朴な焼き菓子をニューヨークの街へ届けている。季節のパイはもちろんビスケットサンドなど魅力は尽きない。今回は同店のミシェルさんに、人気の理由やホリデーシーズンの舞台裏について話を聞いた。