AI野菜に学ぶ、いまどき大人のライフハック

SNS、特にTikTok上で、AIが生成した果物や野菜のキャラクターがキッチンのライフハックや保存方法、栄養知識を教える動画が大量に拡散され、注目を集めている。27日付NYポストが伝えた。こうした動画は「大人版*ココメロン(Cocomelon)」とも評され、視聴者から親しまれている。(*ココメロン=主に未就学児を対象とした、YouTube教育アニメーションチャンネル。)

パンは冷蔵庫に入れるべきか、はちみつは常温か、といった基本的だが人に聞くと少し恥ずかしい疑問を、ユーモアたっぷりのAIキャラクターが代わりに教えてくれる点が支持されている。動画では、パスタが「お湯に油を入れないで」と訴えたり、トマトやパンが正しい保存方法を主張するなど、実用的な内容が中心だ。

メディア心理学者のパメラ・ラトリッジ博士によると、人に質問したりGoogle検索をすることは「知らない自分」を意識させ、心理的なハードルがある。一方、漫画的で非人間的なキャラクターはエゴへの脅威を感じさせず、素直に情報を受け取りやすいという。

こうした動画は現在、TikTok上で何千本も投稿されており、キッチンの知恵にとどまらず、「確定申告や401kの始め方など、他の生活スキルも教えてほしい」といった声も上がっている。

この現象は、現代の大人が「深く考えず、十分に役立つ情報を、短く・楽しく・心理的負担なく学びたい」と考えていることを示しており、AIキャラクター動画は新しい情報摂取の形として定着しつつある。

               

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