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一時帰国のお正月、“開いてる店”だけ集めました。ーお正月の日本は閉まっている店ばかり…。そんなイメージを覆す、“三が日OKスポット”をご紹介。「食べたい、買いたい、くつろぎたい」せっかくの一時帰国だからこそ、日本らしい時間を存分に楽しみましょう!
「食べたい」


もんじゃで有名な月島の路地裏にある「あんこう鍋」専門店。メニューは、あんこう鍋コース一択。あんこうが旬を迎える10月から “半年間しか営業しない” という、とことん「あんこう鍋」にこだわったお店です。お通しのあん肝は荒めのペースト状で、臭みゼロのしっとり食感。厚切りのお刺身も魅力です。主役のあんこう鍋は、たっぷりの肝が味噌出汁に溶け込み、まるで“あん肝シェイク”のような濃厚さ。淡白な身やゼラチン質の部位など多彩な食感が楽しめ、出汁を吸った白菜も格別。〆は旨みが凝縮した雑炊。濃厚な鍋に日本酒の無限ループが止まりません。くれぐれも二日酔いにはご注意を。

東京都中央区月島3-9-7/TEL:03-3531-5200
(あんこう鍋期間は無休)


築地本願寺の静寂に寄り添うように佇むカフェTsumugi。ここでいただける“18品の朝ごはん”は、仏様の18番目の願い「すべての命が平等に生まれ、安心して暮らせる世界を」に由来する特別な朝ごはん。本堂や境内を望む店内に、焼き魚やだし巻き卵、季節野菜のお浸し、味噌汁、ご飯、手作りのおばんざいなど、和洋が調和する18品の小鉢が並びます。その一つひとつは薄味でありながら滋味深く、満足感が高い。朝の心と体を自然と整えてくれるような優しい朝食です。予約はすぐ埋まる人気ぶりですが、当日分の用意もあるので早い時間に訪れるのがおすすめ。お正月は参拝とともに、この“願いの朝食”で一年をスタートしてみては?

東京都中央区築地3丁目15-1(本願寺インフォメーションセンター棟内カフェ区画)
TEL:03-5565-5581/「18品の朝ごはん」8:00〜10:30(数量限定)
(年中無休 ※1月1日のみ休業)
「買いたい」
一時帰国のお土産は、やっぱり “日本らしさ” が一番。喜ばれるお土産を三が日も営業しているお店からセレクトしました。
これが飴細工!? もったいなくて食べられない!
魚のひれや鱗まで再現された緻密な造形、繊細な濃淡が息づく鮮やかな色彩。360度どこから見ても美しい飴細工は、思わず見入ってしまうほどの完成度です。型を使っているように見えますが、実は職人の手と握りバサミだけで作られる純粋な“手仕事”。90度に温めた飴を2〜3分のうちに成形するため、火傷の危険と隣り合わせの真剣勝負。短い時間で命を吹き込むからこそ、唯一無二の表情が生まれます。日本の伝統美を凝縮した飴細工は、海外の方に喜ばれること間違いなし。食べるのは勿体ないですが、もちろん美味しくいただけます。

東京都墨田区押上 1-1-2(東京スカイツリータウン・ソラマチ4階 イーストヤード11番地)
営業時間:10:00~21:00


有名な「茅乃舎だし」は、海外の方へのお土産として間違いない一品。国産の真昆布、鰹節、うるめいわし、焼きあごに、少量の海塩と醤油を加えた上品なブレンドで、誰でも簡単に“日本の味”が再現できます。だしパックが定番人気ですが、実は隠れた名品が「和風だし塩」。まろやかな海塩に茅乃舎だしを合わせたもので、仕上げにひとふりするだけで料理が一段と香り豊かに。和食の味付けはもちろん、つけ塩やかけ塩にも万能で、一度使ったら手放せなくなります!羽田空港の国際ターミナルでも購入できるので、一時帰国のラストショッピングにも便利。贈って喜ばれる日本の味です。

東京都大田区羽田空港3-3-4(羽田空港国際線旅客ターミナル4F 江戸小路 Edo食賓館(時代館) 茅乃舎コーナー)
TEL: 03-6428-0426/営業時間:6:30~22:00
「くつろぎたい」
フライト前の“最後の日本”は、空港でひと風呂
泉天空の湯 羽田空港

泉天空の湯 羽田空港は、ニューヨークへ戻る前に“最後の日本”を味わうのに最適な寄り道。2022年にオープンした空港直結の温浴施設で、第3ターミナルからそのままアクセスできます。展望天然温泉では、湯けむり越しに滑走路を眺めながらリラックス。炭酸泉やサウナ、寝転び湯など設備も充実し、「出発前に温泉を楽しみたい」という願いを叶えてくれます。休憩スペースやダイニングも揃い、フライトに備えて心身を整えるのにぴったり。湯上がりのままゲートへ向かう特別な体験をどうぞ。
東京都大田区羽田空港2丁目7−1
TEL: 03-6459-9770/営業時間:24時間(10:00〜12:30は入浴不可)



