巻頭特集

連載インタビュー企画「私たち、こんなことやってます!」

全身のバランスから根本原因を探り、日常生活に組み込める改善方法をアドバイス

 

FuncPhysio(ファンクフィジオ) 
理学療法士 小崎裕也さん

原因の根本から治療

ファンクフィジオ・フィジカル・セラピーでは、常勤・非常勤合計6名体制で、肩痛や腰痛、スポーツの怪我、顎関節症、産前産後など、幅広い分野を専門としています。包括的なアプローチを常に心掛け、痛みや違和感がある箇所だけでなく、全身のバランスを見ながら治療することを大切にしています。初診で症状を伺った後、症状の出る姿勢や動きを確認します。その後、各部位について評価、治療を行っていきます。ご自宅でできるエクササイズとして硬さがあれば柔軟性を上げるトレーニングを、力が入りづらければ筋力を高めるトレーニングをご提案し、可能な範囲で続けていただきます。

例えば座っている時に腰が痛い場合、初診でまず座る姿勢を評価し、首や骨盤の位置などをチェックします。その後、患者様それぞれの柔軟性や筋力も考慮した上で、機能性を最大限維持できるような治療方法を考えます。

症状に応じたセルフケアもご提案

生活に取り入れやすいアドバイス

自宅でのケアも同様に重視し、患者様の生活環境や習慣に合わせたエクササイズをご提案しています。デスクワークの方にはデスクのセッティングを、ジムに通う方にはジムで行えるエクササイズを指導します。どの患者様に対しても続けやすさを最優先に考え、「歩く時に5分だけ意識してやってみてください」など、日常生活に無理なく組み込めるアドバイスを心がけています。

姿勢についてはほとんどの人が誤った認識をしています。多くの人は、姿勢を良くしようと胸を張り腰を反らせますが、それでは背筋に負担がかかり、腹筋が上手く働かなくなってしまいます。正しい姿勢は、胸をしっかり下げ、腰にも力が入りすぎず、骨の上に身体がリラックスして乗っている状態
です。

患者様は慣れない姿勢に最初「前に倒れそう」と感じることがありますが、写真を撮ってお見せすると、実は真っすぐであることを分かっていただけます。正しい姿勢の感覚をつかむコツをお伝えするよう努めています。

個人差はありますが、症状の軽い方やトレーニングを継続されている方は、1〜2週間ほどで変化を感じ始めることもあります。実際、診察室に入ってきた際の姿勢や動作の変化から、改善が進んでいることがわかることも多いです。

1セッション60分の診察

クリニックの取り組み

当クリニックの患者様はスポーツ選手、駐在員・そのご家族、デスクワーカー、子育て中の母親などさまざまです。ファンクフィジオでは1セッション60分をかけ、患者様一人一人の話をじっくり聞き、最適な治療をご提案しています。

また、現在は100人以上のメンバーと共に、毎週末セントラルパークで5キロのランニングとラジオ体操を行うクラブ活動を実施しています。そのほか、ピックルボールやサンクスギビングパーティーなど、屋外・屋内の両方でさまざまなイベントを開催しております。治療終了後も、イベントを通してより健康的な生活を日頃からサポートできればと思っております。

「健康寿命」を実際の寿命に近づけるには、日頃からアクティブに動くことが大切です。一人で実践することは大変なため、仲間を見つけることが継続していく上での鍵となります。診療・イベントの両方を通して、皆様の健康維持のお手伝いができればうれしいです。


小崎裕也先生

FuncPhysio Physical Therapy P.C.

2 W. 45th St., Suite 1600
New York, NY 10036
TEL: 917-388-2031
funcphysio.com

               

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