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マシューさんが教えてくれた NYで人気の盆栽ツリー ベスト6
<Indoor(屋内)>
ファイカス
(Ficus/モクセイ科イチジク属)

日本名はイチジク。主にアジア南東部に生育する熱帯植物。気根柱や岩の上に根を張ったスタイルで知られる。S字に曲がった幹と濃い緑色の楕円形の葉が特徴のレトゥーサ、枝垂れ枝がエレガントなベンジャミナ、高麗人参の根に似た太い鉢状の幹を持つジンセンが人気。光沢のある蝋質の葉は高湿度を好み、気根を発達させるためには非常に高い湿度が必要。ファイカス・ジンセンはペットに有毒。
ブラジリアン・レイン・ツリー
(Pithecellobium tortum/マメ科ネムノキ亜科)

ブラジルの熱帯雨林に自生する広葉樹。繊細な枝、薄緑色の小さな複葉と棘が特徴。葉は日の出とともに開き、夕方になると閉じる。降雨前にも葉を閉じることから「レインツリー」と呼ばれるようになった。花は香り芳しく、白またはピンク色をしている。屋外では日当たりの良い場所を好むが、夏の暑い日中は日陰を好む。室内での手入れが簡単なので、初心者には最適。
ハワイアンアンブレラ
(Schefflera arboricola/ウコギ科・顕花植物)

オーストラリア原産の熱帯樹木。中国南部、台湾、東南アジアでもよく見られる。常緑低木で、幹は細く、あまり枝分かれしていない。長い葉柄の上にある放射状に並んだ複葉の葉が特徴。大型のアクチノフィラは、長くて光沢のある楕円形の緑色の葉が特徴で、中央の茎から優雅に垂れ下がり、傘に似ている。湿度が低く薄暗い場所でも育つが、明るい方が葉が小さく育つ。人間には弱毒性で、ペットには重篤な毒性がある。
<Outdoor(屋外)>
ジャパニーズメープル
(Acer palmatum/カエデ科カエデ属)

日本、中国、朝鮮半島が原産地。植物学上の名称パルマタムは5つの尖った小葉を持つ手のひら型の葉に由来する(パルマはラテン語で手のひらの意味)。日本名はもみじ(紅葉)。観賞用の低木(盆栽用も含む)では、清姫、鹿島、獅子頭、荒川などが人気。冬の落葉後の寒樹も繊細で優美。春の訪れとともに新芽が出てくる。雑木盆栽を代表する樹種として世界中の盆栽ファンに愛されている。
マツ
(Japanese pine/マツ科マツ属)

盆栽と聞いて真っ先に目に浮かぶのが松。最も有名なのが五葉松、クロマツ、アカマツだが、ニューヨーカーに人気なのはクロマツ。クロマツは海沿いに生え、長くて濃い緑色の硬い針葉が2本ずつ集まっている。適応力が高く、半日陰や日陰でも育つ。高地に自生する五葉松は寒さにもよく耐える丈夫な樹種で、初心者にも育てやすい。アカマツは海岸から少し登ったところに生え、より繊細で細長く、柔らかく細い針葉が対生している。
ジュニパー
(Juniperus communis/ヒノキ科ビャクシン属)

北極から北緯30度までの北米、ヨーロッパ、アジアに自生する低木の常緑針葉樹。日本名はセイヨウネズ。2種類の葉があり、針のような葉と鱗片のような葉がある。雌雄異株で、雄花と雌花は別の木に咲き、風を利用して受粉する。英語でジュニパーベリーと呼ばれ、ジンの香り付けに使用される。園芸量販店でよく見かけるのはグリーンマウンドで、他に中国産、日本産、中央ヨーロッパ産、米国産がある。
基本の盆栽道具
まずは、凹型カッターや標準的な鋏など基本的な道具をそろえることから始めよう。日本製の盆栽道具は品質も優れているが高額なので、比較的安価なうえに品質もかなり進歩している中国製がおすすめ。盆栽道具はその目的にのみ使い、メンテナンスを怠らなければずっと使える。
剪定バサミ(Shears)
小枝や小さな枝、葉や根を切るときに使うハサミ。
凹型カッター(Concave cutters)
幹から枝を切り離すときに、傷跡が腫れずに治るような深い切り込みを入れたい場合に使う。刃がまっすぐなもの、半丸刃のもの、切り口が特に深くなるノブカッターなどがある。
ヤットコ(Pincers)
針金を結束したり外したりするときに使う。
針金切り(Wire cutter)
針金を切るときに使う。

ダンディーファーマーでは日本製の盆栽道具も販売
ウェブサイトを活用しよう
■盆栽エンパイア bonsaiempire.com
日本語を含む14カ国語で展開するオンライン盆栽プラットフォーム。樹種、手入れの方法、スタイリング、栽培方法などを分かりやすく解説。Facebook、Instagram、YouTubeにも積極的に投稿している。
■盆栽アウトレット bonsaioutlet.com
植物から道具、専用土、肥料、盆器まで盆栽用品を販売。樹種、手入れの方法などを解説。
■ニューイングランド盆栽ガーデン nebonsai.com
ライフスタイルクリエーターのカリスマ、マーサ・スチュワートも推薦する盆栽農園。木種、手入れの方法などは「Education」の項目から。植物図鑑風の画面も楽しい。農園の詳細はP5を参照。
■盆栽の学校 bonsaimyo.com/blogs/learning
四国は高松にある盆栽会社が運営。植物から道具、専用土、肥料、盆器まで盆栽用品を販売。樹種、手入れの方法などを解説。



