精神科医が薬物違法販売 おとり捜査を経て逮捕<マンハッタン>

ニューヨーク市検察当局は先月24日、マンハッタン区ミッドタウンで開業している精神科医の男とその助手が、医療的な正当性なしに中毒性のある薬物を違法販売し、現金を得ていた容疑で逮捕されたことを発表した。同日付パッチが伝えた。

東28ストリートで開業する同医師は、ブルックリン区のインターフェイス医療センターの教員も務めているが、NYPDによると、麻薬の違法販売は同センターとは関連がないという。NYPDは2019年夏、同医師のオフィス前で「薬物を求める活動」が増加しているという苦情を受け、捜査を開始。ニューヨーク市・州の麻薬取締各局が捜査に加わった。

今年1月、NYPDのおとり捜査官2人が患者のふりをして同医師の診療所を訪れ、同医師の診察を受けずにアンフェタミンなどの処方せんを入手した。捜査が進むにつれ、捜査官は同医師と直接接触するようになり、処方される薬物の量も増えたという。同医師は逮捕についてのコメントを控えた。

               

バックナンバー

Vol. 1336

移民の歴史からZ世代のトレンドまで  ニューヨーク×アイリッシュカルチャー入門

317日のセントパトリックデーはニューヨークのアイルランド系移民の歴史と深く結びついた一日。その軌跡を振り返りながら、いまなお更新しつづけるアイリッシュカルチャーの現在を追う。

Vol. 1334

グローバル都市・ニューヨークで 国際情勢を読み解く

ウクライナ、パレスチナ、台湾など、世界各地で緊張が続き、国際情勢は大きなうねりの中にある。いま、世界で何が起きているのか。そして、どこへ向かうのか。ニューヨークというグローバル都市から、その行方を見つめてみたい。