巻頭特集

アイスクリームに目がないニューヨーカーに大人気のひんやりスイーツを一挙に紹介!

外はカリカリ、中はふわふわ
キュートなたい焼きソフト

日本人なら誰もが一度は食べたことがあるであろう伝統的なあのたい焼きをコーンに見立て、ソフトクリームを組み合わせた斬新なビジュアルで話題となった「たい焼きソフト」。2016年に1号店としてオープンしたチャイナタウン店に加え、現在ウィリアムズバーグ、フラッシングでも展開中だ。

Taiyaki 8ドル27セント

たい焼きソフトを手に持った写真がSNSを一時席巻していたことは記憶に新しいが、最近は日本にも逆輸入されるなどいまだ注目度は高い。ソフトクリームのフレーバーはバニラ、チョコレート、抹茶、ほうじ茶、ストロベリー、マンゴーから選べ、コットンキャンディーやレインボーモチ、ココナッツフレークなどをトッピングすることもできる。特注のたい焼き機を使い、店頭で1枚1枚丁寧に焼かれるたい焼きは外はカリカリ、中はふんわり。奥の方にはあんこやカスタードも詰まっており、しっかり「たい焼き」としても楽しめるのが日本人にはうれしい。

日本の愛すべきたい焼きとソフトクリームのハイブリッドスイーツを、ニューヨークにいるなら一度は試してみておきたい。

Taiyaki NYC
119 Baxter St./TEL: 212-966-2882
taiyakinyc.com


濃厚ミルキーな味わいの
ビーガンアイスクリーム

もともとはブルックリンでのフードトラック販売からスタートした「バン・ルーウェン・アイス・クリーム」は、グリーンポイントの工場で製造する高品質な天然素材のみを使用したアイスクリームに定評がある。

Ice Cream 6ドル25セント〜

特に、オートミルクなどからできたヘルシーなビーガンフレーバーの品ぞろえが多いことが特徴で、チョコレート・ファッジ・ブラウニー、ミントチップ、シシリアンピスタチオ、バーボンバニラなど豊富でユニークなバリエーションが自慢だ。乳製品を使用していないにもかかわらず、クリーミーでコクのある口当たりを実現しているのは余計な添加物を使用しないシンプルなレシピに理由がある。

料金は1スクープで6ドル25セント、2スクープで8ドル35セント、3スクープで10ドル45セント。たくさんあるフレーバーの中から選ぶのに悩んでしまいそうだが、お気に入りの味を見つけてみるのは楽しい。

市内には19店舗、ニュージャージーには1店舗と、街の至るところにあり、多くの店が深夜12時まで営業している。暑い日は同店で一休みして、夏の涼を感じてはいかがだろうか。

Van Leeuwen Ice Cream
45 Spring St./TEL: 917-639-3147
vanleeuwenicecream.com


夏のニューヨークと言えば!アイスクリームトラック

あの音楽がどこからともなく聞こえてくると、夏の訪れを感じるという人も多いだろう。そう、夏のニューヨークの風物詩といえばソフトクリームトラックだ。定番の「ミスターソフティー」は、1956年に創業、運行するトラックは米国18州、計625台と今や全米で最大のアイストラックチェーン。トラックの現在地を知らせてくれる専用アプリもあり、無性に食べたくなったら位置情報を調べて見つけることもできる。メニューはレギュラーコーン(4ドル50セント)、ダブルコーン(8ドル)など。味は保証できないがとにかく格安!

一度聞くと頭から離れないあの曲名は「ミスター・ソフティー・ジングル」。ちゃんと歌詞もある

アプリはHPからダウンロード!
Mister Softee
mistersoftee.com


7月17日は「アイスクリームの日」

毎年7月の第3日曜はナショナル・アイスクリーム・デーとされ、今年は7月17日がそれにあたる。さまざまな店でお得にアイスクリームがゲットできるのでチェックしてみよう。

Museum of Ice Cream
558 Broadway


アイスクリーム博物館では、1000人分の入場チケットを無料で配布するキャンペーンを実施中。公式インスタグラムに自身のアイスクリームの思い出を投稿してゲットしよう。当日は限定サンデーやアイスキャンディーも登場する。


Magic Hour Rooftop

485 7th Ave.

タイムズスクエアにあるルーフトップバー「マジック・アワー・ルーフトップ」では、7月15日〜17日の期間、人気の「ストロベリーピンクサンデー」を5ドル(通常28ドル)で提供する。入場は21歳以上のみの大人の空間で楽しもう。


Baskin Robbins

各店舗

日本でもおなじみ「バスキン・ロビンス(サーティーワン)」も、この日を盛大に祝う。7月17日から23日までに15ドル以上を購入すると5ドルが割引される。記念日当日に登場する新フレーバーの「Oreo S’mores」も要チェックだ。

               

バックナンバー

Vol. 1312

秋到来! 週末のプチお出かけ ワシントンD.C.博物館を巡る旅

ニューヨークに負けずとも劣らない美術館や博物館の宝庫、ワシントンD.C.。今週はトランプ政権のD.E.I.政策に揺れるスミソニアン協会運営の博物館の中で、今のうちに訪れたい五つの施設を紹介する。

Vol. 1311

映画の街・NYを味わい尽くす フィルムカルチャー最新ガイド

映画が日常に溶け込む街・ニューヨーク。『ティファニーで朝食を』や『ゴッドファーザー』といった名作の舞台であり、今も『プラダを着た悪魔2』をはじめ数多くの作品の制作が続いている。世界中から映画ファンやクリエーターが集まり、大規模な国際映画祭から街角の小さなインディペンデント上映スペースまで、あらゆる映画体験の場が点在している。そんなニューヨークの映画文化(フィルムカルチャー)の最前線を探ってみたい。

Vol. 1310

私たち、こんなことやってます!

事業発展に伴う税務を全米対応でサポートするAA&TC, Inc. 代表・税理士のナムさん、日米の複雑な国際案件にも対応するGIIP 日米国際会計事務所マネージングパートナー・公認会計士の佐藤さん、パートナー・税理士の伊東さんに話を伺った。

Vol. 1309

夏の夜にレコードを  〜響き続けるアナログの魅力〜

今、日米でレコード人気が勢いづいている。特に若年層を中心に音楽配信とは異なる魅力で、特別な体験や満足感を得ようとする傾向が主流になりつつあるようだ。いつまでも大人たちを魅了してやまないレコード。こよいは夜風に吹かれながらレコードで音楽鑑賞を楽しんでみては。