この店の話題をひとくち

ニューヨーク初のすし専門店老舗の味をリーズナブルに

ニューヨークで初めての本格すし専門店としてオープンした「竹寿司」。1974年にミッドタウンで開店し、その後、移転や多店舗展開を重ねた。ワシントンD.C.やトロントなど国外に出店した時期もあったという。現在はクイーンズのサニーサイドに店を構え、居酒屋料理とすしを提供する。

「Sushi Takesushi($43〜)」は、握り10貫に巻物が付く

豪快に焼かれたスルメイカはぷりっぷりでやわらかく、程よい噛みごたえがクセになる。木の葉造りで出されるイワシは、臭みがなく新鮮そのもの。出されて驚いたのはヒレ酒だ。まさかニューヨークで飲める日が来るなんて。ほっとする雰囲気のカウンター席ですしをつまんでいると、日本にいるかのような錯覚に陥る。

スルメイカの丸焼きはやわらかくジューシーで食べ応えがある

「一生に一度の記念日なら120ドルでたらふく食べさせてあげるよ」。そう笑顔で話すのは、オーナーシェフの川田さん。おいしいすしをリーズナブルな価格で提供したいという彼は、毎週ブロンクスのフルトン・フィッシュ・マーケットに通い、自らネタを仕入れている。約50年もの歴史で培った目利きで選び抜かれた料理をぜひ堪能してみて。

 

All Photos by Aya Kishimoto

Takesushi

43-46 42nd St.
Queens, NY 11104
TEL: 718-729-8253
takesushinyc.com

 

 

 

 

               

バックナンバー

Vol. 1336

移民の歴史からZ世代のトレンドまで  ニューヨーク×アイリッシュカルチャー入門

317日のセントパトリックデーはニューヨークのアイルランド系移民の歴史と深く結びついた一日。その軌跡を振り返りながら、いまなお更新しつづけるアイリッシュカルチャーの現在を追う。

Vol. 1334

グローバル都市・ニューヨークで 国際情勢を読み解く

ウクライナ、パレスチナ、台湾など、世界各地で緊張が続き、国際情勢は大きなうねりの中にある。いま、世界で何が起きているのか。そして、どこへ向かうのか。ニューヨークというグローバル都市から、その行方を見つめてみたい。