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音に身を預ける美術館ー静寂と没入のリスニングルーム体験

コーパー・ヒューイット・スミソニアン・デザイン・ミュージアム

ニューヨークの美術館が、静かに音楽と向き合うための没入型リスニングルームへと姿を変えた。コーパー・ヒューイット・スミソニアン・デザイン・ミュージアムで今年7月19日まで開催されている「Devon Turnbull:HiFi Pursuit リスニングルーム ドリーム No.3」は、アーティストでありオーディオエンジニアのデヴォン・ターンブルによる特別展示だ。

 館内のカーネギー図書館スペースがリスニングルームに

会場に設えられたのは、ターンブル自身が手作りした巨大なHi-Fiスピーカーと、それを最大限に生かすため緻密に計算された空間。視覚的な展示を“観る”のではなく、椅子に腰掛け、音に身を委ねる体験が中心となる。クラシックやジャズ、アンビエントなどの選曲が響き渡る室内では、音が立体的に広がり、来場者をやさしく包み込む。この展示の真髄は、単なる音源の再生ではなく、「音を聴くために設計された空間」そのものがひとつの作品であるということ。美術館という空間を超えて、音楽、建築、デザインが溶け合う贅沢を味わえる特別な体験だ。火・木・土曜の午後には音楽セッションが行われるなど、音との対話を深める仕掛けも用意されている。音に包まれる体験を求めて、美術館を訪れてみては。


Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum

2 E. 91 st St. / TEL: 212-849-8400

cooperhewitt.org

               

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