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自宅でアートを楽しむ新習慣 図書館が始めた新サービスとは?

ブルックリン公共中央図書館が、地域住民に向けて新たなサービスを開始した。絵画や版画などのアート作品を、本と同じように“貸し出し”できるというものだ。利用者はお気に入りの一枚を選び、自宅へ持ち帰って最大3週間、自由に飾って楽しむことができる。専用のケースに入れて持ち帰るだけという手軽さから、多くの利用者が関心を寄せている。

貸し出される作品は、地元ブルックリン区のアーティストの新作や、図書館が収集してきたコレクションなど多彩。サイズも手頃で、玄関やリビング、ワークスペースなど、日常の空間にアートを取り入れやすい点が魅力だ。作品の展示およびレンタルは、来月25日までの限定企画で、期間中は通常の図書館カードさえあれば無料で誰でも利用できる。

図書館は「アートは特別な場所で鑑賞するものではなく、誰もが身近に楽しむもの」という理念のもと、手の届きにくい作品も気軽に体験できる機会として導入。アートレンタルは欧米の一部図書館で広がり始めている取り組みで、若手クリエイター支援や地域文化の活性化にも繋がっている。忙しい生活の中で、ふと立ち止まるきっかけをくれる“家の中の小さなギャラリー”。この新サービスは、アートとの距離をぐっと縮めてくれそうだ。

Brooklyn Public Library – Central Branch

10 Grand Army Plaza, Brooklyn, NY 11238
TEL: 718-230-2100
bklynlibrary.org

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