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1年の中で2月は
ジョシュ・M・ブレイン弁護士 | グレイ法律事務所
「寄り添う」&「ベストな解決」をモットーに弱者の救済に徹底する法律事務所
米国で交通事故や傷害事件に巻き込まれてしまった時、弁護士を雇える費用もなく、どのように対処したらよいか分からず途方に暮れてしまう…なんて人も少なくないでしょう。しかし、そのような不安から救ってくれるのが人身障害のケースに強く、解決実績が豊富なグレイ法律事務所だ。日本語の通訳も利用でき、法律用語に不安のある人でも安心して相談することができるとあって在米の日本人から厚い信頼を得ている。今回は特別に、同事務所のジョシュ・M・ブレイン弁護士にインタビューを行った。
─人身傷害の賠償請求を主に扱っておられますが、具体的にどのような時に弁護士さんに依頼できるものなのでしょうか。
人身傷害には、交通事故や転倒事故、医療事故といったさまざまなケースがあり、そのスケールや深刻度もいろいろです。我々はそのような深刻な損害に対し、まずはどのように支援することができるのかを考えさせていただきます。
─最も多い依頼の内容はどのようなものでしょうか。
ニューヨークで典型的な事故と言えば歩行者と車の事故です。この場合、ドライバーが法律を守っていなかった、標識を見ていなかった、あるいは注意散漫だったなどのケースがあります。その場合に、クライアントの医療費がきちんと支払われること、適切な治療が受けられること、そして補償が支払われることが重要になります。この場合、財源は運転手の保険会社であったり、その他の機関であったりします。我々の事務所では、それらがきちんと支払われるように、支援いたします。
─市内でよく見かける、フードデリバリーによる電動自転車や原動機付自転車と衝突しても相手に逃げられるケースが多いという印象ですが、そのような場合も賠償請求することは可能なのでしょうか?
これは大変難しいケースですが、何より重要なことは事故が起きたらすぐに可能な限りの情報を集めることです。当て逃げの場合は相手を特定することが難しいですが、とにかく少しでも特徴を捉えておくとよいでしょう。乗り物の種類や色、その運転手がどのようなユニフォームを着ていたか、どこかにデリバリーサービスの会社のロゴが入っていたか。もしくは写真があれば役立ちます。
我々の事務所では、それらをもとにできる限りの捜査を行います。その際には、聞き込みや近隣のフードデリバリー会社への調査、防犯カメラを調べるなどさまざまな手段を利用する場合もあります。大事なことはできるだけ早く行動を起こしていただくことです。そうしなければ、手がかりや痕跡もすぐに消えてしまう可能性が高くなります。
─貴所では、「訴訟に勝たない限り費用は一切かからず、相談も無料」とのことですが、どのようなシステムなのか詳しく教えていただけますか。
このような報酬体系のことを「成功報酬制」と呼んでおります。このシステムを使うことで、我々はクライアントのために必要な手段を全てとることができると思います。例えば、専門家や医師に裁判での証言や診断書の提出を依頼する場合があります。このようなことも含めて米国での訴訟は大変高額になります。そのため、訴訟に必要な費用を当事務所で負担をし、我々が成功した場合にはそこから報酬をいただくという形をとることで、クライアントが最大の補償を受けるために必要な証拠などを揃えることができるのです。
ここで一つ明確にしておきたいのが、全てのケースが訴訟になるわけではありません。訴訟になる前の段階で解決する場合もあります。例えば保険会社との交渉などによって事案が解決するケースもあります。
「米国の裁判」というと、解決までの期間が長く、費用も高額になるイメージがあるかと思いますが、実際には、多くの場合、被害者の状況、加害者側の保険会社の状況、被害の大きさなどによっては、当事務所を通じて保険会社との交渉を行う段階で、和解に至るということも多いです。
─補償額はどのように換算されるのでしょうか。
ケースによりますが、まず、クライアントが、身体的に被った損害を金額に換算することは容易なことではありません。それでも基準となるものがありまして、例えばそれが加害者の保険内容、加害者の支払い能力(資産)、そして被害者が受けた被害の深刻さ(現在、そして今後受ける損害)、具体的に例を挙げますと、失業や、今後のさまざまな機会の喪失が損害額として算定されるようになります。過去の裁判において認められた損害の算定額を基準に、それぞれの事案の状況、加害者側の事情、被害の大きさを鑑みて、裁判や交渉のための戦術を立てていくことになります。
─米国で暮らす日本人の多くは、交渉や裁判というものになかなか踏み込めないという人が多いかと思います。しかし、グレイ法律事務所のような弁護士事務所があることは、とても心強いです。
そのように言っていただけてとても光栄です。我々は日本人の方を含め弱い立場に置かれてしまった方々の力になれることをとても誇りに思います。特に米国の制度では、被害者が補償を得たいと思うならば、その人が声をあげなければならないという制度になっております。もしも皆様がそのような状況に置かれてしまいましたら、当事務所がぜひ、支援させていただきたいと思います。
ジョシュ・M・ブレイン弁護士
グレイ法律事務所・弁護士。医療知識や法廷での弁護と口頭弁論の優れたスキルをもつ。同事務所入所前は、刑事裁判所の法務書記官として刑事事件を担当した経歴がある。
Gray Injury Law
251 W 93rd St. TEL: 212-537-7000
1年の中で2月は
ニューヨーク&#
沖縄の味覚と&#
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2025年 開運!パワーストーン占い by YOKO MARIA
ニューヨーク在住のスピリチュアルカウンセラー・YOKO MARIA氏が、カバラ数秘術と天体の動き、タロットカードを巧みに使い読み、そこに自らの鋭い霊感と直感を合わせ、2025年全般と生まれ月それぞれの運勢を独自に解析しました。ジャピオン読者の方々と全世界がどうしたらみのり大きな一年にできるのか、心を込めて愛ある言葉で解説していきます。