いよいよ開幕 アイスホッケー 観戦を楽しもう

今週からプロリーグの新シーズンが始まったアイスホ ッケー。スピーディーな試合展開とフィジカルテンショ ンが最大の魅力だが、TVで観るのと実戦をナマで観 るのがこれほど違うスポーツもない。今年こそ、アリー ナに足を運んでアイスホッケーを観戦してみよう。


これを読めば5分でわかる5分でわかるアイスホッケーの基礎知識

 

リーグの分類
世界最高峰のアイスホッケーのプロリーグであるNHLとは、ナショナル・ホッケー・リーグの略で、現在は カナダ7チーム、米国25チームの合計32チームで構成されている。その32チームが、ウエスタンカンファレ ンスとイースタンカンファレンスに、各16チームずつ分けられている。そしてさらに、ウエスタンカンファレ ンスでは、「パシフィックディビジョン」と「セントラルディビジョン」に分類され、イースタンカンファレンスでは、「アトランティックディビジョン」と「メトロポリタンディビジョン」に分類される。NHLのレギュラーシーズンで行う82試合のうち、同じディビジョンのチームとは計26試合対戦することになる。

 

プレーヤー、試合構成
プレーヤーの人数は6人。通常ゴールキーパー(GK)とディフェンス(D F)2人、フォワード(FW)3人の選手構成。ただしO T(延長戦)の際は4人(3人+キーパー1人)でプレーをする。アイスホッケー は交代が自由で、交代の際に審判に告げる必要はなく、いつ交代してもOK。ベ ンチ入りする選手は合計22人までとなっている。アイスホッケーは体力を使う競技なため、通常1〜2分おきに次々とプレーヤーが入れ替わるのも他のスポーツとは違うところだ。試合は1ピリオド(20 分)×3ピリオドで行われ、各ピリオドごとに15分の休憩時間をはさむ。時間内に多く得点をゲットしたチームの方が勝ちとなる が、同点だった場合は延長戦に展開し、それでも決着がつかない場合は各チーム 5回の「ウイニングショット(サッカーでいうPK戦のようなもの)」が与えられ、 多く得点したチームが勝利となる。

 

見どころはオフシーズンの白熱の戦い
9月がプレシーズンと呼ばれ、若手を多く起用し実力を図るレギュラーシーズ ン前の練習試合期間という位置付けになっている。 10月〜翌年4月のレギュラーシーズンでは、各チームが82試合行い、3ピリオド 勝ち&延長戦勝ちは2点、延長戦負けは1点、3ピリオド負けは0点という点数が各チームにつけられ、シーズンの最後に各チーム が獲得した合計点で順位が決まり、上位16チームがプレーオフへと進む。そして4月〜6月のプレーオフでは、トーナメント方式で優勝をかけた戦いが繰り広げられる。先に4勝したチームが次のラウンドに進み、優勝するには16勝する必要がある。

 

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