巻頭特集

ガラスの中に森や砂漠を再現 テラリウム始めてみない?

<おすすめのテラリウムショップ>

テラリウム業界の草分け的存在

テラートNYC

現社長チャーリーさんの両親が1984年に創業。これまでに6000個以上のテラリウムを販売し、2000人以上が同社のワークショップに参加。また、グーグル、データイク、イオングループ、マスターワークスなど、さまざまな企業ともコラボレーション。同社主催のワークショップはグーグルやClassBentoなどのプラットフォームで5つ星のレビューを獲得するなど高い評価を得ている。2021年、クイーンズ区経済開発公社主催の「スタートアップ!コンペティション」で、持続可能性を促進する取り組みが評価され優勝。2023年にはコミュニティーに貢献する起業家を表彰する「シチズンズ・スモール・ビジネス・コミュニティー・チャンピオン賞」を受賞。

テラリウムの容器には瓶やビーカー、酒瓶などのリサイクル素材を使用

 

リサイクルガラスを使うことは、二酸化炭素排出量を減らすことにつながります。数日で枯れて捨てられてしまう切り花とは違い、きちんと手入れされたテラリウムは何年も使える環境に優しいギフトです

 

ワークショップの様子。少人数から企業向けまで対応

Terrart NYC

869 Park Ave., Brooklyn, NY 11206

terrartnyc.com


自然の不完全さの中に美しさを見出す

テライン

球根から原生植物、ドライフラワー、園芸用具、プランターなどのガーデニング関連商品をはじめ、全天候型家具、季節の装飾品、屋外照明、キッチン用品、雑貨などを販売する他、ガーデンやパティオなどのカスタムデザイン、結婚式や誕生会、ベビーシャワーなどのフラワーアレンジメントも提供。関連ワークショップも開催。ニューヨーク市内ではブルックリン植物園に直営店を持つ。「自然の不完全さの中に美しさを見出し、屋外や屋内での生活をより充実したものにする」ためにキュレートされた商品は、どれも高感度なものばかり。ペンシルベニア州グレンミルズで2008年に創業。

手持ちのガラス容器とデコレーション用の流木や貝、クリスタルを持ち込めば、店内の植物と苔、テラリウム用の土を使って、アレンジメントもしてくれる

オープンとクローズテラリウム、カクタスガーデン、エアプランツなどテラリウムの種類も豊富

Terrain

Brooklyn Botanic Garden 990 Washington Ave., Brooklyn, NY 11225

shopterrain.com


テラリウムに最適な植物10撰

ペペロミア(Peperomia)

James Steakley

細い枝に多肉植物のような丸い葉をつけた小さな観葉植物。頻繁に水やりをする必要もないので、オープンタイプのテラリウムでは、土を触って乾いていると感じたら水を与える。クローズドテラリウムでは、2~3カ月に1回程度でよい。

 

スパイダーワート(Spiderwort)

C T Johansson

湿った土と日陰を好むので、直射日光の当たらないオープンテラリウムが適している。クローズドテラリウムでは、スパイダーワートを日光の当たる場所に置くと、ボトルや容器の中の湿度を上げることができる。

 

エアプランツ(Air Plants)

Mokkie

空気から栄養を得る植物で土は必要ない。湿気を嫌うので、オープンテラリウムに適している。水やりは、テラリウムからエアプランツを取り出して霧吹きで水をかけるか、週に1回水に漬ける。また、葉が容器の湿った壁に触れないように注意しよう。

 

ポトス(Pothos)

Mokkie

熱帯性気温を好む蔓性の植物。光の量や土の種類にはこだわらないので育てやすい。オープンテラリウムで育てる場合、水やりは土が乾いてから。

 

ベビーティアーズ(Baby Tears)

Hugo.arg

匍匐性の植物で、日陰や間接照明でも育つ。循環のよい場所を好むのでオープンテラリウムが向いている。春から夏にかけての生育期には、2週間に1度の水やりが必要。

 

フィットニア(Fittonia)

Smgrimes

明るく間接的な光を好むので、高温多湿のクローズドテラリウムで最もよく育つ。間接照明が十分でない場合は、蛍光灯の下で育てることもできる。

アイリッシュモス(Irish Moss)

Jerzy Opioła

テラリウムのベースやカバーに使うとよりグレードアップする苔。間接照明を好む。容器の底に湿気がたまりすぎるので、時々換気すること。苔の下に石や砂利を敷いてもよい。

 

マスデバリアオーキッド(Masdevallia Orchid)

Dalton Holland Baptista

ミズゴケをベースにした湿った環境を好む。マスデバリアオーキッドの中には、適切な条件下で年に何度もその魅力的な花を咲かせるものもある。1日に数時間、間接的だが明るい光を当ててあげること。

 

 

スノーブッシュ(Snowbush)

Forest & Kim Starr

熱帯性の植物で、日当たりと湿度を好む。オープンでもクローズドテラリウムでも育てられる。葉は白っぽく、氷の結晶のように見える。

 

カクタス(Succulents)

Derek Ramsey

湿気を嫌うのでオープンテラリウムで育てる。一部の品種を除き直射日光に当て、水やりは最小限(土が乾いてから)でよい。

 

               

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