こだわりいっぱい 町のお肉屋さん
地元で愛され人々の食卓を支える町のお肉屋さん。店主が直接目利きした肉を仕入れ、常連客のリクエストに応える精肉店で購入するメリットは、いつでも新鮮な肉が手に入るのと、気のおけない店員から肉の選び方や調理法を教えてもらえることだ。本号ではそんな町で愛されている精肉店を調べてみた。
先月からうだるような真夏日が到来しているニューヨーク。冷たいデザートでクールダウンしてみてはいかがでしょう?本号ではレストランで食べられるデザートからお持ち帰りで楽しめるもの、お家で作れるデザートまでを紹介する。(取材・文/菅 礼子)
お菓子のトレンドから夏にぴったりのデザートを探そう
さまざまな人種の暮らすニューヨークではどんなスイーツが人気なのか?夏に食べたい冷んやりスイーツをはじめ、過去にさまざまな国で暮らし、いろいろなスイーツを見てきたパティシエの藤川温子さんにおすすめを伺った。
─最近のスイーツのトレンドの傾向を教えてください。
世界的に言えることは美味しいだけでなく、SNSや動画での共有を意識した見た目、質感(テーブルに置かれてから食べるまでの色や形の変化など)、背景にあるストーリーを意識したスイーツが増えていると思います。
日本では各国の定番のお菓子を自分たちなりに解釈して掘り下げ、発展させていく傾向があると思いますが、「他国の定番を自分たちなりにアレンジする」という傾向は日本だけではないのかなと思います。各国のパティシエやお菓子作りを趣味にしている人たちが、SNSなどを通じて認知した海外のお菓子を自分たちなりにアレンジし、それがまたSNSなどを通じて拡散されて、ユニークな化学変化を起こし合うというのは一つの大きな傾向になっているなと感じます。
一方ニューヨークは多人種の街であることが大きな理由だと思いますが、海外の伝統的なお菓子がそのまま受け入れられている印象もあります。むしろ、本来のスタイルそのままが好まれている感じで、かき氷は完璧な日本のかき氷のまま、受け入れられている感じです。もちろんそれらをビーガンや、グルテンフリー、デイリーフリーなどのヘルシー志向の視点で発展させているものもあります。
─最近の人気のスイーツは?
最近は、有名ベーカリーで買える甘いスイーツ系のパンの人気が高いと思います。「Lafeyette grand cafe & bakery」の渦巻きクロワッサンや、「La Cabra」のカルダモンバンズ、「Breads Bakery」のバブカなど、美味しいので試してみてください。
「Lafeyette grand cafe & bakery」の渦巻きクロワッサン
─市内で食べられる冷んやりデザートのおすすめ店は?
個人的に好きなのは「Tonchin」の抹茶かき氷、「GupShup」のクルフィファールーダです。また、「Venchi」や「Van Leeuwen」のピスタチオアイスクリーム、「Pâtisserie Fouet」の蕎麦プティングはお持ち帰りもできるので、お家でも楽しめるでしょう。
「Pâtisserie Fouet」の蕎麦プティング
─お家で作れる冷んやりデザートはありますか?
ロンドンに住んでいた時に人気だったデザートのイートン・メスです。メレンゲを焼いて(購入したものでもOK)、泡立てた生クリームといちごを適当にグラスに入れる。ミントを飾って、ぐちゃぐちゃに混ぜて頂くデザートなのですが、いちごが美味しい季節に作るのがポイントです。
ニューヨークのレストランでも食べられるイートン・メス
─これまで住んでいた国で人気だった夏のデザートは?
フランスはアイスクリーム、シンガポールはかき氷や路上で販売されている食パンにアイスクリームを挟むパンアイス、ロンドンはベリーを使ったお菓子や、イートン・メスです。イギリス発祥の伝統的なトライフルやサマープティングも夏に人気のデザートです。
藤川 温子さん
商社に就職後、お菓子作りを学びに渡仏。帰国後に駒沢でお菓子教室を開講。パートナーの転勤に伴いシンガポール、ロンドンなどに移住し、今はニューヨーク在住。バイリンガルレシピ本『私が教室で伝えたいレシピ・The recipes I love to teach』(ことこと舎)を出版。
Instagram@ecole_chez_haru
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