巻頭特集

アートから見る ニューヨークのいま

抗議活動で現れた新アート

ミネソタ州で起きた、白人警官らによるジョージ・フロイドさんの殺害事件を契機に、街中は「Black Lives Matter」のメッセージが増え、アーティストだけでなく、企業も伝えようとしている。抗議活動はいつまで続くか分からないが、こうしたアートは今しか観れないかもしれない。人々の思いを感じよう!

ノーホーの「Kith」旗艦店。店全体を板で覆い、故ネルソン・マンデラ大統領の言葉を掲載している。 【場所】337 Lafayette St./kith.com

 

ユニオンスクエア駅構内などにあるキオスク「New Stand」。イーストサイド旗艦店では、黒人と白人が握手したメッセージが描かれている。【場所】306 Bowery/newstand.com

 

ブルックリン区ウィリアムズバーグの通りにある、Chris Tuortoさんの作品。抗議活動に賛同を示す、掲げた握り拳が印象的だ。【場所】at 24th St. (on N. 5th St.)/IG: christuorto_artis

 

ダリル・ロス劇場を覆う壁に描かれた「BLM」とフロイドさんをはじめ、亡くなった人々の名前が書かれている(ペインター不明)。 【場所】101 E. 15th St.

               

バックナンバー

Vol. 1330

新世代グラフィックノベル

ニューヨークの書店で見かけることも多い、大人向けの長編ビジュアルコミック「グラフィックノベル」。その世界の最前線で活動する作家たちの言葉を通して、グラフィックノベルがいま何を問い、どのように読者と向き合っているのかを見つめていきたい。

Vol. 1328

雑誌『ザ・ニューヨーカー』世界

ニューヨーク発の洗練された洒脱な視点で、調査報道から小説や批評、コミックやイラストまで、多彩な記事を掲載する老舗週刊誌『ザ・ニューヨーカー』。昨年は創刊100周年を迎え、その節目を祝う企画やイベントが相次いで開催された。ニューヨーク公共図書館本館では記念展示が行われ(2月21日まで開催中)、それに連動した名物編集者らによる座談会形式のトークショーが9月に実施。さらに先月には編集部の舞台裏に密着したドキュメンタリー番組がネットフリックスで配信されるなど、同誌は改めて世界中から大きな注目を集めている。本特集ではその歴史と編集哲学に迫りたい。