巻頭特集

楽しみ方いろいろVery Merry Christmas

NYCクリスマスツリー巡り

美術館・博物館からご近所の公園や広場まで。見逃せないクリスマスツリーはここだ!


聖ヨハネ大聖堂
ピースツリー
1047 Amsterdam Ave.


アメリカ自然史博物館
オリガミツリー
200 Central Park W.


グランドアーミープラザ
Flatbush Ave., Eastern Pkwy. and
Prospect Park.


ニューヨーク証券取引所
11 Wall St.


メトロポリタン美術館
ナポリ伝統工芸人形ツリー
1000 5th Ave.


年に一度のお楽しみクリスマス菓子を試してみよう

ホリデーシーズンになるとグルメショップの店頭にずらりと並ぶクリスマス菓子。この時期にしかお目にかかれない世界各国の伝統的なお菓子を集めた。

この時期お店には様々なクリスマス菓子が並んでいる


Panettone
パネットーネ(イタリア)

© Nicola from Fiumicino (Rome), Italy

サワードゥの一種、パネットーネ種を発酵させて焼き上げたパン。レーズン、砂糖漬けの果物の皮、アーモンド、ブランデーなどを混ぜて作る。タルトフォーンは、パネットーネ生地にヘーゼルナッツクリームを詰め、チョコレートとタルトファータのグラニュー糖をまぶしたもの。イタリアではクリスマス前の4週間(待降節)に各家庭で焼き、親族や友人に配る習慣がある。


Fruits Cake Dフルーツケーキ(ヨーロッパ各地)

砂糖やラム酒に漬けたフルーツ、ナッツ、スパイスが入ったどっしりとした食感のケーキ。焼き上げてからまたラム酒をかけて10週間熟成させる。ホリデーシーズンのギフトとしても喜ばれる。ラム酒を使っているため日持ちも良い。


Stollen
シュトーレン(ドイツ)

ドイツの伝統的なフルーツケーキ。アーモンドペースト(またはマジパン)をたっぷり使って焼き上げ、バターと砂糖でコーティングする。クリスマス前に焼いて、2週間ほど熟成させてからいただく。こちらもギフトに喜ばれるお菓子だ。


Christmas Pudding
クリスマスプディング(英国)

ドライフルーツや砂糖漬けの柑橘類の皮、シナモン、ブランデー、ラム酒などで味付けをし、濃厚でしっとりモチモチとした食感に仕上げたお菓子。待降節の前の最後の日曜、クリスマスの5週間前に焼き上げ、温めて食べる。

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