巻頭特集

人気スーパーの特色や、使ってみたい便利サービス

2021.03.05

使って便利!
米系スーパーデリバリーサービスに注目

大手スーパーマーケットは、コロナ禍でもなるべく外出せずに日々の食料品や日用品を安全に買いそろえることができるよう、デリバリーサービスに続々注力している。

オンラインとはいえ実店舗に劣らない品ぞろえで、人との接触を避けながら買い物時間や労力を節約できるのがデリバリーの魅力だろう。配達員と接触しなくて済むように玄関先に置いてくれる、非接触宅配といったサービスがスタンダードとなっており、感染対策の観点からも心強い。また、自分で店舗に行かなくて済む買い物代行サービスを利用する人も増えている。

実際に今回の読者を対象にしたアンケートでは、34・4％の人が「ローカルスーパーのデリバリーを利用したことがある」と回答。利用頻度においては上位から「週に1〜2回」が45％、「月に1回」が20％、「月に3〜5回」が15％と続き、多い人に至っては毎週必ず利用していることが分かった。野菜や果物など新鮮な生鮮食品を手軽に安全に入手できるデリバリーや代行サービスは、このコロナ禍を乗り切るためには欠かせないツールとなっているようだ。

Instacart

グロッサリー代行サービスとして話題のインスタカートは、注文した商品をパーソナルショッパーが実際にスーパーに行って買い物してくれるというもの。北米では500以上の小売業者と提携し、ウェグマンズ、コストコ、キーフード、イータリーなどの複数の店舗から同時に買い物ができるのが利点。アプリまたはウェブサイトで商品を注文すると、近くにいるパーソナルショッパーが自動的にマッチされ、アプリ内のチャットで直接やりとりもできる。35ドル以上の注文で配達費は3.99ドル（2時間宅配）。

instacart.com

Fresh Direct

2002年からニューヨーク近郊を拠点にデリバリーサービスを行っているフレッシュダイレクト。地元の農場で獲れるオーガニック野菜やグラスフェッドビーフなどの食材が充実し、ビーガン、ベジタリアン、コーシャなどの幅広い食生活にも対応する。価格も比較的手頃。デリバリーパスの無料トライアルでは60日間配達費が無料となり、さらに5ドル割引クーポンも利用できる。配達エリアが限られているので、注文前にまずはZIPコードで自宅が配達可能エリアであるかどうかの確認を。

freshdirect.com

Whole Foods Market

アマゾン傘下のホールフーズもデリバリーサービスを提供している。食品デリバリーでは、新鮮さがウリのオーガニック食材から量り売りの肉類まで、店舗で扱う全ての商品が購入可能となっている。アマゾン・プライム・メンバーなら35ドル以上の注文で2時間配送の送料が無料。注文後は最寄りのホールフーズ店舗から発送され最短2時間で届く。プライム会員だけのセール品も見つけることができる。チップはオンラインで支払い可能。注文はアマゾンのサイトからログインが必要になる。

wholefoodsmarket.com

それでも手に入らないものは日系スーパーで!

Manhattan

Sunrise Mart

sunrisemart.com
Midtown
12 E. 41st St.／TEL: 646-380-9280
East Village
4 Stuyvesant St.／TEL: 212-598-3040
SoHo
494 Broome St., #2213／TEL: 212-219-0033

Katagiri

katagiri.com
Grand Central
370 Lexington Ave.／TEL: 917-472-7025
59th St.
224 E. 59th St.／TEL: 212-755-3566

Dainobu

dainobu.us
East 47th St.
129 E. 47th St.／TEL: 646-838-9904
West 56th St.
36 W. 56th St.／TEL: 212-707-8525
Greenwich Village
498 6th Ave.／TEL: 212-645-0237