巻頭特集

人気スーパーの特色や、使ってみたい便利サービス

何となく買って何となく消費するのはもったいない! 今号は、人気スーパーの特色や、使ってみたい便利サービスを紹介。


ご回答ありがとうございました!

米系スーパーについての読者アンケート・結果発表

今回のアンケートでは、回答者の7割近くがパートナーや家族と同居しており、少なくとも週1回は米系(日系特化ではないローカル)のスーパーを利用していることが分かった。

編集部は日系スーパーとの使い分けに注目していたが、基本的には生鮮食品や乳製品など、毎日食べるものはなんでも米系で買うという層が多く、そこで手に入らないものは日系で調達する人が多い様子。また、洗剤などの日用品も安いということで、スーパーでまとめ買いしているようだ。

人気ランキングは、トレーダー・ジョーズ(63・5%)とホールフーズ・マーケット(61・5%)がほぼ独走状態。オーガニック品やオリジナルブランドへの需要がうかがえる。会員制のコストコを除く人気トップ4の詳細な解説は、次ページに。ただし今回はマンハッタン在住者の回答が多く、他地域の読者からは、ショップライト、そしてストップ&ショップへのラブコールも多く聞こえた。

日本との違いはどこ?
長所と短所は紙一重

そんな米系スーパーの良いところは「安い」「大きい」「内容量が多い」! ただし1人暮らしの人にとっては、この内容量が逆に不便。小分けで冷凍保存するか、使う分だけこまめに買いに行くかで解決している人が多いようだ。また日本に比べてオーガニック品が手に入りやすい、と感じる人も。

一方で不満な点は、「品質が悪い」「店内の衛生や陳列の見た目が気になる」「接客サービスが悪い」など。一概には言い切れないが、「安かろう悪かろう」を実感する。レジの遅さや混雑具合にイライラしている人も結構いた。そして、「日本食品がない」と嘆く声もちらほら…。

情報収集は当たり前!
読者のマル秘買い物術

お得に買い物するためのコツも聞いてみた。「店頭チラシを見る」「ウェブサイトでセール情報を確認する」「スーパーのアプリでクーポンを入手する」などは、もはやスーパー常連読者にとっては常識の域のよう。中には、「各エリアのマネジャーやスタッフと日ごろから親しくすると、問題発生時の対応度が格段に違う(50代)」という強者のアドバイスも。「なるべく週明けの午前中。良質の品がある(50代)」も耳寄り情報だ。

アプリ利用では、「『Fetch Rewards』というレシートを撮影するだけのアプリでポイント稼ぎをしています(30代)」「『Ibotta』でキャッシュバック商品をチェックします(20代)」という声があったので、参考にしよう。

NYジャピオン 最新号

Vol. 1273

トランプ大統領による新政権 第2章が遂に動き出す

米大統領選挙は今月5日投開票され、米東部時間6日午前5時30分過ぎに共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)の勝利が確実となった。一方、民主党候補だったカマラ・ハリス副大統領は6日午後、首都ワシントンで演説し敗北を認めた。支持者らに向け、理想のために戦うことを「決してあきらめない」よう訴え、「この選挙結果は私たちが望んだものではない」としながらも、平和的な政権移譲が必要だと強調した。1期目とは全く異なると言われるトランプ政権2期目の行方はいかに。

Vol. 1272

リトルポルトガル味めぐり

ニュージャージー州ニューアークはポルトガルからの移民とその子孫が多く暮らしていることで有名だ。今週は日本人の舌にも合うポルトガルの味を探訪、併せてリトルポルトガルの成り立ちにも迫る。

Vol. 1271

冬に飲みたくなる、贈りたくなる ウイスキー魅力再発見

ウイスキーといえば、近年ジャパニーズウイスキーが世界で注目を集め、希少価値も上がっているようだ。ウイスキーには、シングルモルトや、ブレンデッド、グレーンなど種類によって味が異なり、銘柄ごとの個性を楽しめるのも魅力だ。そこで今回は、ニューヨークでウイスキーの魅力を再発見してみよう。