今週のキレイの秘密

秋のランクアップメーク、スモーキー&フォックスアイに挑戦

ワンポイントで差をつける!
ランクアップメーク

おしゃれの幅が広がる秋は、新しいメークに挑戦するのにもぴったり。プロのメーキャップアーティストが、最先端のテクニックを伝授します!


【今号のテーマ】スモーキー&フォックスアイに挑戦

インスタグラムでカリスマ的人気を誇る、トレンドセッターなメーキャップアーティスト、ハン(Hung Vanngo)の「スモーキーアイ」テクニックをまねしてみましょう。

ポイントは、柔らかいペンシルを使うこと。発色も良くて崩れにくく、よく伸びます。最初に上下のインラインを塗りつぶしたら、まつ毛のちょっと上あたりに線を引き、筆で上向き(下まぶたなら下向き)にぼかしていきます。伸ばし終わったら、最初に引いたラインをもう一度なぞり直して、インラインに深みを与えると◎。最後にアイシャドーで色味を足すと、きれいに仕上がります。

グラデーションは、二重(ふたえ)幅の中だけで作るようにしましょう。奥二重の人は、目を開けたときに少し見えるくらいでOK。「広げ過ぎ」ると汚く見えてしまうんです。

この秋に初めてトライするなら、赤みを帯びたボルドー系がおすすめ!マスクで顔が隠れるので、目元の印象を強くすると、バランスがよくなります。

このグラデーションを、目の下のラインからつなげて、目尻の上まで伸ばすと、きれいなフォックスアイの完成。色味を柔らかいものにすれば、ナチュラルな仕上がりに見えますよ。

キーワード解説: フォックスアイ

目尻がつり上がり、印象が強くなるメーク術。欧米人はアイラインを引いてフォックスアイにする人も多いが、アジア人なら、色味のグラデーションで再現すると程よくマイルドな印象に。

●志村さんオススメ●

Eye Sweep Brush by Bobbi Brown

指やチップでアイシャドーのグラデーションを作ってから、このブラシでさらにぼかして、きれいに仕上げると、簡単にプロの出来栄えに! ($40 / bobbibrowncosmetics.com

★次号は、「メークが決まる眉作り」を解説します!

志村天謙(たかのり)さん

横浜市出身。
日本で会社勤務を経て、2012年に来米し、メーキャップアーティストとしてのキャリアをスタート。
Vogue」「ZARA」などでメーキャップを担当。
Instagram: shimu25

               

バックナンバー

Vol. 1321

サンクスギビング特集 ニューヨーカーに愛される手作りパイ 〜ケーバーズの舞台裏〜

ウエストビレッジの一角に、どこかノスタルジックな空気をまとったパイ専門店「ケーバーズ」がある。ロングアイランド地区で生まれたこのブランドは、“農場から都会へ” をテーマに、素朴な焼き菓子をニューヨークの街へ届けている。季節のパイはもちろんビスケットサンドなど魅力は尽きない。今回は同店のミシェルさんに、人気の理由やホリデーシーズンの舞台裏について話を聞いた。

Vol. 1320

どんどん変わる、ますます面白い ゴワナス探訪

ニューヨークの最旬スポットとして  ニューファミリーやレストラン業界、不動産開発業者から熱い視線が注がれるブルックリン西部の中心地ゴワナス。今週はゴワナス入門編として、その楽しみ方を紹介する。

Vol. 1319

その歴史から最新スポットまで ニューヨークドラァグクイーン

華やかで、挑発的で、どこまでも自由。ドラァグクイーンは、衣装とメーク、そしてパフォーマンスを通じて、性の境界を軽やかに越え、自らの存在を鮮やかに表現する。そしてニューヨークは、世界でも屈指のドラァグカルチャーの都。本特集では、1980〜90年代のアンダーグラウンドシーンの歴史から、最新のショーやクラブまでを紹介し、変化し続けるその魅力に迫る。

Vol. 1318

私たち、こんなことやってます!

患者さまの歯を一生涯守り抜く、高品質で長持ちする歯科医療を目指すDental Serenity of Manhattanのチャン院長と、人と人とのつながりを大切にし、お客様に寄り添ったサポートを心がけるCOMPASS不動産エージェントの石崎さんに話を聞きました。