今夜はジャズな気分

#6 『Ornithology Jazz Club』ーブルックリン流、カジュア ルにジャズが楽しめる夜

ジャズの聖地・ニューヨーク。毎晩この街のどこかで、ベテランから新人まで多くのアーティストが熱いセッション繰り広げる。老舗や隠れた名店などがひしめき合うこの街で、ジャズが聴けるおすすめスポットをジャズドラマーの三上麟太郎さんが案内する。


ブルックリン流、カジュアルにジャズが楽しめる夜

今回紹介するスポットは、ブッシュウィック地区あるオーニソロジージャズクラブ。スモールズジャズクラブの創設者、ミッチェル・ボーデンさんによってに作られた同店は、店内に入ると、ステージを囲むように客席が並び、演奏の臨場感はピカイチ。客席の数は他のジャズクラブと比べると少なめだが、立ち見でも入れるため、会場内がパンパンに人で溢れかえることもしばしば。ここの売りはなんといってもカジュアルさ。入場料を5ドル〜10ドル払えば、基本的に出入り自由。隣に併設されているカフェオーニソロジーとも行き来でき、一晩でいろんなバンドを楽しむことができる。2階にはテラスがあり、しばしの休憩や、雰囲気のみ楽しみたい人にうってつけの空間。手頃な値段で、お酒はもちろん、食事も楽しめる。

 

/三上さん注目のライブ情報/

スケジュールが随時更新のため、来店される際はウェブサイトでライブ情報をチェックしよう!

通常、午後6時30分からのアーリー・バード・ショーや、週末のお昼のライブは若手アーティストが中心に演奏する。午後9時からは大御所アーティストのライブも多い。

Ornithology Jazz Club

6 Suydam St., Brooklyn, NY 11221

ornithologyjazzclub.com


三上麟太郎rintaro-mikami.com

1995年、東京都生まれ。ジャズドラマー、パーカッショニスト、作曲家。21歳で渡米し、ニュースクール大学を卒業後はニューヨークを拠点に活動。2023年9月には自身初となるリーダーアルバム『First Fish』をリリース。Canopus Drumsのエンドーサーを務める。

               

バックナンバー

Vol. 1336

移民の歴史からZ世代のトレンドまで  ニューヨーク×アイリッシュカルチャー入門

317日のセントパトリックデーはニューヨークのアイルランド系移民の歴史と深く結びついた一日。その軌跡を振り返りながら、いまなお更新しつづけるアイリッシュカルチャーの現在を追う。

Vol. 1334

グローバル都市・ニューヨークで 国際情勢を読み解く

ウクライナ、パレスチナ、台湾など、世界各地で緊張が続き、国際情勢は大きなうねりの中にある。いま、世界で何が起きているのか。そして、どこへ向かうのか。ニューヨークというグローバル都市から、その行方を見つめてみたい。