盗まれた絵画半世紀後に戻る<スタテンアイランド>

1970年にスタテンアイランド区のヒストリック・リッチモンドタウン博物館から盗まれた絵画が戻ってきた。4日付ニューヨークポストが伝えた。盗まれた他の収蔵品は翌年ブルックリン区で発見されたが、地元の名士だったアン・トッテンの肖像画は行方不明のままで、昨年10月、盗難の件を知っていたサンフランシスコの収集家からオークションに出品されていると連絡があり、FBIと競売会社の協力のもと同館に返却された。出品者の美術修復家の話では、90年代後半に修復を請け負ったが依頼人が取りに来ず、出品を決めたという。

 

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