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東洋医学の不妊治療+カイロプラクティック (Vol.28) 現代に生きる老若男女が健康でいるための生
メリットは、メスを入れるため縫合が必要な手術よりも、切らない施術は回復が格段に早いことです。施術部位や方法、使用するデバイスの種類にもよりますが、早ければ1、2日で職場復帰が可能です。
もちろん、切らない美容整形には限界もあります。例えば、肥満だった人が急激に減量したためにたるんでしまった皮膚は、メスを入れて余分な皮膚を取り除く手術をした方がいいでしょう。フェースリフトにしても、ちょっと皮膚を引き締めるだけで施術効果が分かるようなマイルドなケースと、手術をして、文字通り皮膚を引っ張り上げなければならないシビアなケースとがあります。患者さんの状態と、どの程度の効果を期待するかなど、総合的判断して、どの方法にするかを決めます。
当然ながら、メスを入れる手術のメリットは、一度の処置で劇的な効果が得られることと、ケース・バイ・ケースですが、効果を半永久的に持続させることが可能なことです。切らない美容整形の場合は、数年ごとに施術を繰り返すことで、効果を持続させることができます。
人気の施術の一つで、顔や首、腕や腹部など、さまざまな部位への施術が可能です。当院ではインモード社の「フラクトラ」というデバイスを導入しています。熱のエネルギーでコラーゲン再生を促すデバイスで、数年前と比べると今は格段にその性能が上がりました。最新のフラクトラは、皮膚のレイヤーごと(表面の第一レイヤー、その下の第二レイヤー、さらに深層部の第三レイヤー)を、個別にターゲットにできるようになりました。
もう少し分かりやすく説明しましょう。肌のたるみは、加齢と共にコラーゲンやエラスチン(弾性繊維)が減少することで起こります。フラクトラは、肌に安全な電磁波RF(radio frequency=ラジオ波)を直接照射することで、コラーゲンでできている皮膚の層・組織に熱エネルギーを与えます。この熱によって組織が収縮して肌が引き締まり、その刺激でコラーゲン再生が促進され、肌に張りと弾力が戻ってくるわけですが、最新型のフラクトラは肌の層別に熱量をコントロールし、メスを入れることなく深層部にも働きかけてコラーゲン再生を促し、より効果的に肌のたるみを改善します。たるみが改善すれば、シワも目立たなくなります。
フラクトラは、ハンドピースの先端に細い針が何本も密集したデバイスで、針の部分を肌に押し当て、針の先からRFを照射します。熱量のコントロールは本体機器で行います。施術後は肌に針の痕が付き、少し肌が赤くなり腫れますが、2、3日で引きます。
施術時間は部位にもよりますが、15分から1時間くらい。施術中から引き締まり効果に気付く人もいますが、施術後2週間くらいたつと、最も顕著に効果を実感できる患者さんが多いようです。
痛みの感じ方は人それぞれですが、施術中の痛みは一般的に言って我慢できない強い痛みではありません。顔など、皮膚が敏感な部位にはRF照射中にピリピリという刺激を感じることもあるので、麻酔クリームを使います。それも必要ない部位もあります。 この他、肌の状態によって異なるデバイスを使い、適切な治療を施します。
エリック・K・チャ先生
(Eric K. Cha, MD, MPH, FACS)
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形成外科医師(Board certified by the American Board of Plastic Surgery)、米国外科学会フェロー(FACS)。
二重まぶた形成、脂肪吸引、豊胸、顎ラインの矯正、傷痕を目立たなくする治療など。患者にはアジア人が多い。
マウント・サイナイ・アイカーン医科大学臨床教授、米国形成外科学会(ASPS)・米国美容外科学会(ASAPS)会員。
公衆衛生学修士。
権威ある医療研究団体Castle Connollyが選ぶ2020年トップ形成外科医師。
Eric K. Cha, MD, MPH, FACS
1049 5th Ave., Suite 2C
(86th St. bet. Madison & 5th Aves.)
TEL: 212-717-2222
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