ニューヨーカーが使う自然な英語

〈第56回〉「派手な/地味な」は英語でなんて言う?

~New Yorker’s English Expressions~
ニューヨーカーが使う自然な英語

「派手」や「地味」という言葉は褒め言葉にも使えますがネガティブな意味で使うこともありますよね。会話の相手に不快な思いをさせないよう、ニュアンスの違いを学んで適切な単語を使いましょう。


1 「派手な」

〈ポジティブな表現〉 flamboyant「きらびやかな」/spectacular「華々しい」

– Fashion Week features flamboyant styles from new designers.ファッションウィークでは、新人デザイナーによるきらびやかなスタイルが披露される。)

– Wow, the costumes on Broadway are spectacular!ブロードウェイの衣装は華々しいね!)

〈ネガティブな表現〉 flashy「派手な」/gaudy「けばけばしい」

– My ex was broke since he drove a flashy car.元彼は派手な車に乗っていたから一文無しだった。)

– Lady Gaga became famous for her gaudy clothes.レディー・ガガは派手な服装で有名になった。)


2 「地味な」

〈 ポジティブな表現〉 Low-key「目立たない」/Conservative「地味な」/Modes「t 質素な」

– The rich woman’s outfits were elegant and low-key.裕福な女性の服装はエレガントで目立たない。)

– Despite being rich, he lives in a modest house.お金持ちにも関わらず、彼は質素な家に住んでいる。)

〈ネガティブな表現〉 drab「地味で退屈な」/bland「面白みのない」/stodgy, somber「重苦しい」

– The drab apartment made me feel gloomy.活気のないアパートは私を憂鬱な気分にさせた。)

– Although his personality is bland, he’s a nice person.彼は面白みのない人柄であるが優しい人だ。)


その他の使える単語&フレーズ♪

・tacky「下品な、ダサい」

– Ugh, those fake purses are so tacky!(うわっ、その偽物の財布はダサい!)

・dull「つまらない、退屈な」

– He was so dull that everyone forgot his name.( 彼はとても鈍いので、誰もが彼の名前を忘れました。)


【監修】ジェニファー・ストロング講師(Strong English Services)

23年間の実績と資格を持つニューヨーク州のESL教師。過去10年間の日本在住経験から、日本人が抱きやすい疑問を抑えたレッスンを得意とする。教師、編集者、ボイスコーチ、弁護士秘書の経験あり。

無料トライアルレッスン随時受付中!

さらに今なら! 新規のお客様限定で10回のレッスンで1レッスン無料に

<人気のコース>

① 子供向け(幼稚園から中学生まで)

日常の英会話や宿題、帰国子女受験・英検・TOEICなどの各種試験対策まで幅広くサポート

② 大人向け

ビジネス・法律英語・レジュメ作成・面接練習・ボイスコーチングなど

③ NYに来たばかりの方向け

生活に役立つレッスン+サポート。*学校の入学手続きやIDの取得など、同行も可能。

料金は1時間あたり$55〜$85前後(場所やコースによって異なります)

________________

オンラインでもっとお得に!

自宅・オフィス・ビデオチャットなど、ご希望の場所・様式で英語学習が可能。

Strong English Services

お問い合わせ:strongenglishservices@gmail.com

web: strongenglishservices.com

               

バックナンバー

Vol. 1296

いつだってキレイでいたいっ! 日系人に優しい! 最新「プチ整形」事情

男女問わず、いつでも若々しく美しくいたいという気持ちは誰にでもあるもの。しかしながら、美容整形大国の米国とはいえ、人種や肌タイプの違い、費用の高さや言葉の壁など、ローカルの美容皮膚科や美容外科に通うのはちょっぴり不安…。そんな読者の声にお応えし、今夏の日本一時帰国の際にも使える、日本の最新「プチ整形」事情をご案内していきます!

Vol. 1295

大人も楽しいブロードウェーミュージカル

ニューヨーク演劇界のアカデミー賞と言われる第78回「トニー賞」の発表(6月8日)が近づいてきた。コロナ禍による低迷から完全復活したブロードウェー劇場はどこも連日満席の賑わい。毎晩、40以上の舞台で超一流の歌や踊りや悲劇喜劇が繰り広げられている。ファミリー向けでロングランの「ライオンキング」「アラジン」「ウィキッド」「ハリーポッター」は相変わらず人気トップだが、中には大人の鑑賞にふさわしい作品もある。比較的新しい舞台を中心に成熟世代が気になるブロードウェーをご紹介する。

Vol. 1294

私たち、なことてま

気になるビジネスを深掘りする連載企画。今回は「丁寧・フレキシブル・手頃な価格」で親しまれる引っ越し業者ターザンムービングの代表・ホセさんと、個々の状態に応じてカスタマイズした施術を行う、マッサージ・セラピストの秋山さんに話を伺った。

Vol. 1293

こだわりいっぱい 町のお肉屋さん

地元で愛され人々の食卓を支える町のお肉屋さん。店主が直接目利きした肉を仕入れ、常連客のリクエストに応える精肉店で購入するメリットは、いつでも新鮮な肉が手に入るのと、気のおけない店員から肉の選び方や調理法を教えてもらえることだ。本号ではそんな町で愛されている精肉店を調べてみた。