巻頭特集

お気に入りを見つけよう!NYで楽しむクラフトビールライフ

飲み比べてお気に入りを見つけよう!
クラフトビールが楽しめるお店を紹介

★一度にいろいろ試せる★ ブルワリーに行ってみよう

ブルックリン区イーストウィリアムズバーグにある、ジョー&ローレン・グリム夫妻によってオープンされたブルワリー。10年間の自家醸造の末、2013年からノマドブルワリーとしてビールを提供し始め、18年に現在の場所にブルワリーをオープンした。

アーティストでありミュージシャンでもある二人が手掛けるビアボトルや缶、ビールグラスは、デザインがおしゃれでかわいいものばかり。大きな窓から自然光のたっぷり入る明るくて広い店内で、さまざまなビールをフライトから楽しむことができる。何台も並ぶ、巨大なビール醸造タンクの手前で売られているオリジナルアパレルグッズも必見だ。

Grimm Artisanal Ales
990 Metropolitan Ave., Brooklyn, NY 11211
TEL: 718-564-9767/hello@grimmales.com
grimmales.com


2010年にイェッぺ・ヤーニット・ビャーウスさんにより、デンマークでスタートしたブルワリー。2018年にクイーンズ区リッジウッドのこちらの醸造所がオープンするまでは、設備を持たないノマドスタイルのブルワリーだった。世界中の有名ブルワリーとのコラボレーションによって生み出される数量限定のビールに定評がある。その他にも、季節限定の商品や通年購入できるものも多数そろえる。ここ最近のトレンドでもある、サワーエールやフルーティーなビールも豊富だ。

観葉植物で溢れた天井の高い店内は明るく、ビールが進む居心地の良さだが、テラス席の席数も多いのでこれからの季節にぴったりだろう。

Evil Twin Brewing
1616 George St., Ridgewood, NY 11385
info@eviltwin.dk
eviltwin.nyc


★タップビールを飲み比べ★ おすすめのビアバー

エセックスマーケットの地下、「マーケットライン」にあるクラフトビアバー。常時50種類以上のタップビールが飲めるのは、マンハッタンでも随一の品ぞろえだ。ローカルブルワリーによるクラフトビールから定番人気のクラシックなものまで、国内外から集めたさまざまなクラフトビールを飲むことができる。

小さいサイズのテイスティングラスもあり、遠方のブルワリーまでわざわざ足を運ばずして、幅広い種類のビールを少しずつ試すことができる。

店員さんに好みを伝えるとおすすめを詳しく紹介してくれるので、ためらわずに声を掛けていろいろ試してみよう。

The Grand Delancey
115 Delancey St./TEL: 302-751-0002
manager@thergranddelancey.com
thegranddelancey.com


常時約25種類ほどのタップビールをそろえる、地元の人々に愛されるクラフトビアバー。ローカルビールをはじめ、主にアメリカ国内のクラフトビールを提供している。ビールボトルや缶の販売のほか、おつまみやチョコレート、オリジナルキャンドルなどとビールを詰め合わせたおしゃれなギフトボックスも人気だという。

地元に根付いたアットホームな雰囲気のカフェでもあり、曜日を問わず朝はコーヒーを飲む人、昼以降はビールを飲む人たちでにぎわう。子連れ・犬連れも大歓迎なのがうれしい。プライベートイベントのためにクラフトビールを提供するオリジナルのキッチンカーを予約することもできる。

THE GREATS OF CRAFT
983 1st Ave./TEL: 646-781-9600
info@greatsofcraft.com
greatsofcraft.com

               

バックナンバー

Vol. 1312

秋到来! 週末のプチお出かけ ワシントンD.C.博物館を巡る旅

ニューヨークに負けずとも劣らない美術館や博物館の宝庫、ワシントンD.C.。今週はトランプ政権のD.E.I.政策に揺れるスミソニアン協会運営の博物館の中で、今のうちに訪れたい五つの施設を紹介する。

Vol. 1311

映画の街・NYを味わい尽くす フィルムカルチャー最新ガイド

映画が日常に溶け込む街・ニューヨーク。『ティファニーで朝食を』や『ゴッドファーザー』といった名作の舞台であり、今も『プラダを着た悪魔2』をはじめ数多くの作品の制作が続いている。世界中から映画ファンやクリエーターが集まり、大規模な国際映画祭から街角の小さなインディペンデント上映スペースまで、あらゆる映画体験の場が点在している。そんなニューヨークの映画文化(フィルムカルチャー)の最前線を探ってみたい。

Vol. 1310

私たち、こんなことやってます!

事業発展に伴う税務を全米対応でサポートするAA&TC, Inc. 代表・税理士のナムさん、日米の複雑な国際案件にも対応するGIIP 日米国際会計事務所マネージングパートナー・公認会計士の佐藤さん、パートナー・税理士の伊東さんに話を伺った。

Vol. 1309

夏の夜にレコードを  〜響き続けるアナログの魅力〜

今、日米でレコード人気が勢いづいている。特に若年層を中心に音楽配信とは異なる魅力で、特別な体験や満足感を得ようとする傾向が主流になりつつあるようだ。いつまでも大人たちを魅了してやまないレコード。こよいは夜風に吹かれながらレコードで音楽鑑賞を楽しんでみては。