巻頭特集

ニューヨークの今を映し出す多彩なインフルエンサーたち

世界中から人と情報が集まるニューヨーク。多彩なインフルエンサーたちが日々、ファッション、美容、グルメ、ライフスタイル、カルチャーなど、ありとあらゆるジャンルの情報をSNSを通して届けている。その発信からは都市の空気やリズムがにじみ出る。NYの今を映し出すレンズとしての彼/彼女らに注目してみたい。(文・取材/篠原諄也)


誰もがスマホひとつで発信者になれる時代。ニューヨークでは、街角のコーヒーショップから地下鉄のパフォーマンスまで、生活の一コマが世界に向けて届けられている。

インフルエンサーとして発信力を持つ人々の存在感はますます大きくなっている。2025年のインフルエンサーマーケティング市場は、米国だけで100億ドル規模に達すると予測されており、ニューヨーク州には推定210万人以上のインフルエンサー(フォロワー数1000を超える基準/22年)が拠点を構えているという。この都市が発信の一大拠点であることは間違いない。

一方で、今年は「ニューヨークのインフルエンサーはつまらない」という論争もSNSで勃発し、広告的で消費主義的であることなどが批判された。しかし、実際には、地元の暮らしや小さな発見を、ユーモアと温かさを持って発信するインフルエンサーが多く存在する。ここでは生活をちょっぴり彩り豊かにしてくれる発信者を紹介したい。

 

               

バックナンバー

Vol. 1330

新世代グラフィックノベル

ニューヨークの書店で見かけることも多い、大人向けの長編ビジュアルコミック「グラフィックノベル」。その世界の最前線で活動する作家たちの言葉を通して、グラフィックノベルがいま何を問い、どのように読者と向き合っているのかを見つめていきたい。

Vol. 1328

雑誌『ザ・ニューヨーカー』世界

ニューヨーク発の洗練された洒脱な視点で、調査報道から小説や批評、コミックやイラストまで、多彩な記事を掲載する老舗週刊誌『ザ・ニューヨーカー』。昨年は創刊100周年を迎え、その節目を祝う企画やイベントが相次いで開催された。ニューヨーク公共図書館本館では記念展示が行われ(2月21日まで開催中)、それに連動した名物編集者らによる座談会形式のトークショーが9月に実施。さらに先月には編集部の舞台裏に密着したドキュメンタリー番組がネットフリックスで配信されるなど、同誌は改めて世界中から大きな注目を集めている。本特集ではその歴史と編集哲学に迫りたい。