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街を彩る文芸フェスティバルが目白押し

夏の暑さも落ち着き、秋の気配が漂いはじめた9月のニューヨーク。読書の秋にふさわしく、ニューヨークでは文芸や本に関連したフェスティバルが続々と開催される。

まず外せないのが、ブルックリン・ブック・フェスティバル(9/14〜9/22)。毎年ブルックリン区で開かれる全米最大級の文学イベントで、ジョイス・キャロル・オーツやヴィエト・タン・ウェンなどの著名作家から新進気鋭の書き手までが何百人も集結し、トークショーやサイン会といったプログラムが実施される。多くは無料なのも嬉しい。

次に注目したいのは、老舗文芸誌が主催するニューヨーカーフェスティバル(10/24〜10/26)。同誌編集部の面々がアレンジするトークショーは、文芸はもちろん、映画、演劇、アートなどジャンル横断的に展開される。サルマン・ラシュディやオーシャン・ヴオンなどの人気作家に加え、キアヌ・リーブスといったセレブリティーまで登壇する。人気イベントのチケットは早々に完売するため、早めの事前チェックを!

さらにインディペンデントな出版文化を体感したいなら、クイーンズ区のMoMA PS1で開催されるニューヨーク・アートブックフェア(9/11〜9/14)へ。アーティストや出版社が手掛けるZINEや自主制作出版がずらりと並び、唯一無二の出会いが楽しめるはず。 お気に入りの一冊を片手に足を運んでみれば、新しい作家や作品との思いがけない出会いが待っているかも?

               

バックナンバー

Vol. 1328

雑誌『ザ・ニューヨーカー』世界

ニューヨーク発の洗練された洒脱な視点で、調査報道から小説や批評、コミックやイラストまで、多彩な記事を掲載する老舗週刊誌『ザ・ニューヨーカー』。昨年は創刊100周年を迎え、その節目を祝う企画やイベントが相次いで開催された。ニューヨーク公共図書館本館では記念展示が行われ(2月21日まで開催中)、それに連動した名物編集者らによる座談会形式のトークショーが9月に実施。さらに先月には編集部の舞台裏に密着したドキュメンタリー番組がネットフリックスで配信されるなど、同誌は改めて世界中から大きな注目を集めている。本特集ではその歴史と編集哲学に迫りたい。

Vol. 1326

レストランからアート、本、音楽まで 今年のニューヨークベスト

2025年も年の瀬を迎える。米国の各メディアでは、この1年を総括する「ベストオブ2025」が出揃いつつある。本特集では、そうしたベストリストを手がかりにしながら、今年のニューヨークを映し出す「ベストオブベスト」をさらに厳選して紹介し、今まさにこの街で生まれつつあるトレンドに迫りたい。

Vol. 1325

冬のニューヨークを心地よく生きるメンタル&フィジカルスキル

寒さが深まり、心も体も揺らぎやすい冬のニューヨーク。そんな季節に役立つ、心と体を整えるシンプルなケアを紹介。マインドフルネスで気持ちを整え、ピラティスで巡りを高め、冬アイテムで心地よさをプラス。冬を快適に過ごす、心と体のヒントを見つけてみませんか?