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見た目・美容は健康の一部(Vol.49)
現代に生きる老若男女が健康でいるための生活のポイントを、カイロプラクターのドクターベルモンテが教えてくれる連載。
美容を軽視するなかれ上手な減量で健康促進
早いもので1月も末です。「今年こそ痩せるぞ」と新年の誓いを立てた人、食事の見直しやら運動の習慣やら、三日坊主になっていませんか? 私はいつも医療面から健康について話しますが、今回はアングルを変えて、私の患者さんの実例を紹介しながら、美容と健康について考えてみたいと思います。
美容は健康の一部です。見た目に自信がつけば気分も上がり、精神の健康にも繋がります。上手に減量すれば、心身への健康ベネフィットを期待できます。実は当院にパーソナルトレーナーの資格を持つ田村美紅(みく)が加わりました。太りにくい体づくりや、健康的なダイエットについて、専門家としてのアドバイスを聞いてみました。

実例:1年で10キロ減
長年の患者さんで、60代前半の日本人女性がいます。この方、60歳になった年の定期検診で、体重測定の結果に驚愕。一念発起して減量を始めました。そして見事、ひと月平均2ポンド、10カ月で20ポンド(約10キロ)の減量に成功。翌年の定期検診で、それまで少し高めだった血圧とコレステロールが正常範囲内に収まっていたそうです。
「中年太りしていた頃は、服や靴を買うことにも興味がなくなっていましたが、痩せたら俄然オシャレしたくなりました。60代になって若返った気がします」と話しておられます。この方、特にがむしゃらに運動したのではないそうです。食事の内容と量を見直して、自宅でできるちょっとしたエクササイズを無理なく続け、外食はしっかり楽しみ、お酒も適度に飲んだとのこと。

鍵は基礎代謝のアップ
田村によると、運動のみで痩せるためには相当な運動量が必要になるそうです。もちろん適度な運動は大事ですが、一般の人が太りにくい体を作るために田村が当院で指導しているのは、「筋肉の量を増やすこと」です。「筋量が増えれば代謝がよくなり、自然と毎日消費できるカロリー/エネルギー量が増えます」とのことです。
そして効率的な減量には、毎日の食事に着目する必要があります。ここで極端なダイエットに走るのは禁物。「食事を抜くと代謝が落ちて、太りやすい体になり、夜眠れなくなったりするのでお勧めしません。例えば、あとは寝るだけの夕食では、エネルギー源である炭水化物はそれほど必要ではないので、ご飯を少なくして肉や魚などのタンパク質を増やすことを勧めます。タンパク質は脂肪に変わりにくく、お腹のもちもいいので、減量の強い味方です。寝る前にどうしてもお腹が空いたら、ヨーグルトやナッツなどを少量食べるといいでしょう」というのが、田村のアドバイスです。
また、太るからという理由で、大好きな食べ物(パスタやベーグル&クリームチーズなど)を全く食べないようにするのも考えものです。食べたいのに食べられないのではストレスの原因になりますし、ある時爆食いしてしまうなんてことになりかねません。ベーグルなら半分だけ食べるとか、クリームチーズの量を減らすとか、低脂質のクリームチーズにするとか、毎日食べないようにするとか、ちょっとずつ調整するのが、継続の秘訣です。
最後に、筋肉量を増やし、基礎代謝を上げるための、自宅で続けやすいエクササイズを、田村がいくつか紹介してくれたので、写真を参考に、ぜひやってみてください。床に寝て両膝を立てて腰を上げるエクササイズ、プランク(膝突きバージョンと本格バージョン)、壁腕立てと、いずれもさっとできるものばかりです。専門家の指導のもとに、一緒にフィットネスに取り組みたい方は、ぜひご相談ください。
ジョン・J・ベルモンテ 先生
John J. Belmonte, DC
E. 53 Wellness院長。カイロプラクター(Doctor of Chiropractic)。全米カイロプラクティック協会会員、ゴルフPGAツアー・スポーツ医学チーム所属。アスリートのけがの治療、妊娠中の痛みの緩和、成長期の子供のカイロ治療も手掛ける。
E. 53 Wellness
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