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今月18日、マンハッタン区アッパーウエストサイド地区のセント・ジョン・ ザ・ディヴァイン大聖堂にて、表千家同門会米国東部支部が、表千家の第15代家元・猶有斎宗匠をお迎えし「世界平和祈念献茶式」を厳かに執り行った。この式典は「東部支部設立15周年記念行事」の一環でもあり、歴史ある米国の大聖堂で、日本古来の茶道にのっとり、一碗のお茶を献じて世界平和を祈ることが目的であった。 こちらの大聖堂では、2010年に表千家同門会米国東部支部発会の際にも献茶式が行われており、東部支部にとってゆかりのある場所である。今回の式典では、これまで15年間における東部支部の歩みを振り返り、また、未来に向けた明確なビジョンを描き、なおかつ、平和・敬愛・文化の相互理解の価値を、改めて見つめ直す機会となるように、という願いが込められていた。
茶道を嗜むことで、人間の歴史や人生の美学に興味を持ったり、自分自身のことを深く知ることができる。現代社会におけるマインドフルネスやメディテーションにも繋がる茶道の世界、この機会にトライしてみてはいかがだろうか。
【表千家同門会米国東部支部】
表千家の茶の湯の伝統を継承しつつ、時代と置かれた環境に応じて茶道を習う会として1942年に同門会が設立。 現在、日本国内および米国4支部を含め、全57の支部があり、会員数は5万5000人以上に達する。茶の湯を通じてその普及活動と文化交流に貢献している。





