殉職した警察官5人の患者に臓器提供<マンハッタン>

ハーレムで職務中に銃撃され重体となり、先月25日に亡くなったNYPDの警察官ウィルバート・モラさん(27歳)が、臓器提供をして5人の命を救った。先月26日付FOX5ニューヨークが伝えた。キーシャント・スーウェルNYPD本部長は、警察官の道を選び、人を守るために犠牲になり、ドナーとしてさらに人命を救った彼を「3度の英雄」と呼んだ。モラさんの心臓、肝臓、膵臓(すいぞう)と2つの腎臓は、ニューヨーク州の3人と州外の2人に移植された。臓器調達団体「リブ・オン・NY」のレオナルド・エイケン代表は、臓器提供という英雄的な贈り物をしたモラさんと遺族をたたえた。

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