ニューヨーカーが使う自然な英語

〈第64回〉「焦る」は英語でなんて言う?

~New Yorker’s English Expressions~
ニューヨーカーが使う自然な英語

日本語では「焦る」と一言で言っても、恐怖や動揺からくる焦りや期限が迫っているなど時間的に追われている焦りなど、英語ではシチュエーションによって使う単語が異なります。場面に応じて表現を使い分けましょう。


1  何かに動揺したり気持ちがうろたえているときに使う「焦る」

in a blind panic / frantically / hysterical

– After the earthquake, the city was in a blind panic.(地震後、都市は抑え切れないパニック状態に陥った。)

– People were frantically trying to escape.(人々は、脱出しようと必死になっていた。)

– After their daughter went missing, her parents were hysterical.(娘が行方不明になり、両親は心配で取り乱していた。)


2  時間に追われて切羽詰まったときに使う「焦る」

in a rush / pressed for time / under the gun

– There’s no need to be in such a rush.(そんなに焦るには及ばない。)

– I’m sorry, but I’m in a rush so I don’t have time to talk now.(ごめんね、今焦っていて話している時間がないんだ。)

– The deadline is coming, so I’m pressed for time.(期限が迫っていて、焦っているよ。)

– I’m under the gun, but I think I can get it finished in time.(切羽詰まってますが、期限内に完了できると思います。)


その他の使える単語&フレーズ♪

・impatient「せっかちな」/laid-back「のんびり屋の」

– You shouldn’t be impatient with a baby.(赤ちゃんに対して短気を起こしてはいけない。)

– You are a laid-back person.(君はのんびり屋さんだね。)

・kick back / chill / relax「のんびりする」

– Let’s kick back/chill at home this Sunday.(日曜日は家でのんびりしよう。)1


【監修】ジェニファー・ストロング講師(Strong English Services)

23年間の実績と資格を持つニューヨーク州のESL教師。過去10年間の日本在住経験から、日本人が抱きやすい疑問を抑えたレッスンを得意とする。教師、編集者、ボイスコーチ、弁護士秘書の経験あり。

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