New Open Spots in NYC

NEW OPEN!2025年7月にオープンしたてのグルメ

最近オープンした注目のレストランや話題のスポットなどをピックアップ

<Tacos>

タコス1986

LAのソウルフードがNY進出!

ロサンゼルス発の本格タコス店でメキシコの風を感じる

ロサンゼルスのストリートフードシーンで絶対的支持を誇る「Tacos 1986」が、先月24日ウエストビレッジ地区に待望の出店を果たした。同店は、メキシコ・ティファナのスタイルをベースにした本格的なタコスが楽しめると評判の人気店で、ローカルファンやフードブロガーの間でも高い評価を獲得している。注文を受けてから作る自家製のコーントルティーヤ、直火焼きの香ばしいカーネアサダ(グリルステーキ)にポヨアサド(グリルチキン)、トロンポで調理したアドバダ(スパイス漬けの豚)など、本場の味をここニューヨークでも味わえるとあって、オープン早々人気を集めている。

 

(左)メキシコのティファナスタイルのタコが味わえる(中)ジューシーにグリルされた肉がフレッシュなサルサとマッチ(右)同店特製のサルサマチャは店頭やオンラインで購入できる

Tacos 1986

1 cornelia St.
tacos1986.com


<Restaurant>

ザ・ヨットクラブ

夏を感じる新定番スポットがチェルシーに誕生

ウォーターフロントの眺めと美味しいシーフードとカクテルで、五感が喜ぶサマーダイニング

先月17日、チェルシー地区のスターレット・リーハイ・ビルの10階にオープンした同店は、ニューヨーカーたちの注目を集める今話題のシーフードダイニング。総面積約2万平方フィートという広々とした店内は、天井の高い85席の屋内席に加え、予約可能なカバナや太陽が降り注ぐテラス席など屋外エリアも魅力的。まるでマンハッタン区のど真ん中に現れた海のリゾートのような空間で、どこを切り取っても写真映えすること間違いなし!フードメニューは、定番のロブスターロールやオイスター、クラブケーキをはじめとした新鮮で風味豊かなシーフード料理が中心。蒸し暑い夏の日、ハドソンリバーを眺めながら、生牡蠣に爽やかなカクテルを傾け、お洒落な夏を演出しよう。

 

(左)清涼感溢れるサマーカクテルを飲めばまるでリゾートにいるかのよう(中)フードはシーフード中心。屋内メニューは前菜からメインまで揃い、テラスなど屋外のメニューは軽食やシェアプレートが中心(右)リドデッキは美しい夕焼けを望める特等席

The Yacht Club

212 12th Ave.
crew.fun/the-yacht-club


<Restaurant>

ムセク

韓国沿岸の風を感じるコリアンタウンの新星

モダンでムーディーな空間は落ち着いた時間が流れる

コリアンタウン地区の地下に開店した同店は、韓国沿岸料理とクラリファイドカクテルが堪能できる注目のダイニングバー。店名は韓国語で「無色」を意味し、特定の色や影響力にとらわれない、自由な発想で構成されたメニューが揃う。フードは、韓国沿岸の伝統料理にインスピレーションを得たシーフードが中心。ウニとイクラを添えた海藻ジュレや、韓国南部のアンコウ汁「Jiritang」など、現地直送の素材を活かしたメニューが魅力。ドリンクはすべて透明なクラリファイド仕様で、韓国産の梨やコチュジャンなどを使用したカクテルなど、韓国の香りを感じる創作カクテルが並ぶ。落ち着いた照明と曲線カウンターが演出する空間は、大人の隠れ家としても最適だ。

 

(左)サクサクにフライされたシュリンプクラッカー(中)新鮮な魚介たちは韓国から空輸されている(右)貝の旨みとコクが口内に広がる蒸しムール貝

MUSAEK

6 E. 32nd St. Lower Level
musaek.nyc

               

バックナンバー

Vol. 1313

ニューヨークで楽しむ オクトーバーフェスト

毎年9月から10月にかけ、世界各地を熱狂で包むオクトーバーフェスト。ドイツ・ミュンヘンで二百年以上続く世界最大のビール祭りは、今ではニューヨークでも秋の風物詩だ。街のあちこちにあふれるジョッキを掲げる笑顔、香ばしく焼けるソーセージ、軽快な音楽…。今号では、一度は体験したい本場さながらのフェストの魅力を紹介。

Vol. 1312

秋到来! 週末のプチお出かけ ワシントンD.C.博物館を巡る旅

ニューヨークに負けずとも劣らない美術館や博物館の宝庫、ワシントンD.C.。今週はトランプ政権のD.E.I.政策に揺れるスミソニアン協会運営の博物館の中で、今のうちに訪れたい五つの施設を紹介する。

Vol. 1311

映画の街・NYを味わい尽くす フィルムカルチャー最新ガイド

映画が日常に溶け込む街・ニューヨーク。『ティファニーで朝食を』や『ゴッドファーザー』といった名作の舞台であり、今も『プラダを着た悪魔2』をはじめ数多くの作品の制作が続いている。世界中から映画ファンやクリエーターが集まり、大規模な国際映画祭から街角の小さなインディペンデント上映スペースまで、あらゆる映画体験の場が点在している。そんなニューヨークの映画文化(フィルムカルチャー)の最前線を探ってみたい。

Vol. 1310

私たち、こんなことやってます!

事業発展に伴う税務を全米対応でサポートするAA&TC, Inc. 代表・税理士のナムさん、日米の複雑な国際案件にも対応するGIIP 日米国際会計事務所マネージングパートナー・公認会計士の佐藤さん、パートナー・税理士の伊東さんに話を伺った。