先日、産婦人科の先生がおっしゃっていたのですが、更年期症状が強く出る人と軽くすむ人には、性格の違いあるそうです。
更年期症状が重くなりやすい人は、完璧主義の人が多い。
・几帳面
・努力家
・人に頼まれたらイヤと言えない。
・シッカリ者
・中途半端が嫌い
・なんでも最後までやり通す
性格の他の要因としては、
・何かしらの喪失体験
例えば、
可愛がっていたペットが亡くなった。
親が亡くなった。
子どもが自立して家を出た。
夫婦の間が疎遠になってきた。
自分の健康に対する自信が無くなった。
このように、女性ホルモンの急激な減少と心が折れるような辛い体験が重なると更年期症状が強く出る傾向があるとのこと。
以上の中に、あなたが思い当たることはありますか?
もし、性格的に私完璧主義かも。。。と思うことがあれば、、、。
完璧主義は決して悪いことではありません。
いいことです!
とてもすばらしいことです!
ただし、あなたの体をいたわるためには、そろそろ作戦変更の時が来ているのかもしれない。。。という自覚が必要なのかもしれません。
完璧ではない自分。
70点の自分も許せる自分になる練習。
それが、これからの人生後半戦をハッピーに生きていくには必要なスキルとなります。
私たちは、小さい頃から、
親から、学校から、100点満点を目指すように教えられてきました。
育てられてきました。
99点では、『惜しかったね!』と言われてきました。
でも、40を過ぎると、体は少しずつ筋肉量を減らしていきます。
動きも少し鈍くなることもあるでしょう。
先日、お話しした精神科の先生は、うつ病で受診される患者さんは、元気がない自分が許せない人が多いとのこと。
『自分はこんなに弱いはずじゃない。。。』という思い。
お医者さんが『どうなりたいのですか?』と聞くと、『若い頃のように元気になりたい。』という答える方が多いとのこと。
でも、どんなに元気になったとしても、50代の体は絶対20代の体にはなれません。
それがいいでも悪いでもなく、それを追い求めている限り、その人はどんどん自分に対する自信を失っていき、うつ症状を進行させるとのことでした。
弱い自分も受け入れていく。
完璧な自分を手放していく。
更年期って、そんな作戦変更の時期ですよ。と知らせてくれてる時期なのだと思います。
弱った自分を受け入れる。とは、もっといい加減になってもいい。もっと人に頼ってもいい。と自分にそろそろOKを出す時期なのかもしれません。
体がシフトチェンジを始める40代、50代。
体と一緒に、心も、もうそろそろ1人で頑張らないで、人に頼ることも楽しめるようになると、更年期も楽に過ごせるのだと思います。
肩の力を抜いて、70点の自分を認めちゃいましょう!
そして、そんな自分を好きになりましょう!
現在、募集しているBODY改革プログラムは、スキマ時間に自分の体に目を向ける。そんな小さな習慣を身につけるプログラムです。
そして、1日3度の食事を体のことを考えながら食べる習慣が身につきます。
体にムチを打つのではなく、自分の体を感じる時間をもつ。。。
これから始まる50年という人生後半戦を末長く付き合っていくあなたの体と対話する時間をぜひ、今、持ってみてください。
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<村井ゆきこプロフィール>
2010年より、骨盤調整コアヨガを日米において5000人以上の女性たちに指導。産前産後、更年期前後の女性達に、ヨガクラスを通じ、メンタルヘルスおよびダイエット指導、姿勢矯正指導を行っている。