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犬好きにおなじみのドッグカフェ「Boris &Horton」再オープンで新たな魅力に

ドッグエリア入店時には狂犬病ワクチン証明書の提示が必要(犬連れのみ)。コーヒーは3ドル〜。オリジナルラテメニューも揃う。

『ボリス・アンド・ホートン』は、2018年に創業者であるコピーさんとローガンさん親子の愛犬の名前から生まれた、ニューヨークシティー初の“犬と一緒に飲食できるカフェ”。イーストビレッジ地区に店舗を構え、犬を飼っている人から犬好きまで気軽に集まれるコミュニティー型カフェとして親しまれてきた。

今年4月には新オーナーのもと再オープンし、飲食メニューや物販、ドッグフードを大幅にリニューアル。アルコールやフードの提供に加え、ペイストリーやコーヒーも刷新された。犬用フードはシェフ手作りで、人も食べられる食材を使用している。レジ横では犬用のクッキーやスイートポテトワッフル、鶏皮などの自家製トリートも販売されている。

ドッグエリアの利用には、快適な環境維持のための費用として、犬連れ・犬なし問わず1グループ5ドルがかかる。犬連れの来店客はドッグセクションから入店し、注文が準備できるとスマホに通知が届く仕組み。さらに月額25ドルのメンバーシップ制度もあり、常連に好評だ。

SNSでは再オープンと新たな取り組みを応援する声が多数寄せられ、高い支持を得ている。スタッフは犬と遊んでくれるフレンドリーな雰囲気で、愛犬を遊ばせながら仕事も可能。犬と一緒でも、犬がいなくても、誰でも楽しめる居心地の良い空間へ、ぜひ一度訪れてみては。

Boris & Horton

195 Avenue A/TEL: 212-510-8986/borisandhorton.com
営業時間:午前8時〜午後8時(火〜日曜)※月曜定休

               

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