巻頭特集

今が旬のフルーツ狩りに行こう!

あのフルーツ狩りに行くならここへ!

ブドウ

【期間】8月中旬〜10月下旬

ハドソンバレーにある「ローレンス・ファームズ・オーチャーズ」は、150エーカーの土地で20種以上を育てるリンゴ畑としても有名だが、ニューヨークでは希少なブドウ狩りも楽しめる。8月中旬はテーブルグレープ、9月上旬はコンコード、ナイアガラの3種が季節ごとに収穫できる。入場料は1人7〜10ドルで、2歳未満の子供は無料。敷地内ではアップルサイダードーナツやミルクシェーク、ホットドッグ、ピザなどが楽しめるフードスタンドも人気だ。

Lawrence Farms Orchards
306 Frozen Ridge Rd.
Newburgh, NY 12550
TEL: 845-562-4268
lawrencefarmsorchards.org


アジアンペアー(梨)

【期間】8月下旬〜9月下旬

コネティカット州にある、創業1741年と米国で12番目に古い「ライマンオーチャーズ」は、「コネティカットマガジン」のベストPYOファームにも選定された歴史ある農園。リンゴと桃が有名だが、日本人にうれしいアジアンペアーも収穫できる。ピッキングではずっしりと硬く甘い香りがする梨を選ぶのがコツ。料金は6ポンド(約8〜10個)で13ドル。支払いは入場前にコンテナ(3サイズ)を購入するスタイルだ。園内での味見はNGなので注意しよう。

Lyman Orchards
105 S. St.
Middlefield, CT 06455
TEL: 860-349-6015
lymanorchards.com


リンゴ

【期間】9月上旬〜10月下旬

別名「ビッグアップル」とも呼ばれるニューヨークだけに、リンゴ狩りは最も人気のあるPYOの一つだ。市内から約50マイルほど北上したワーウィックにある「アップル・リッジ・オーチャーズ」では、9月上旬からガラ、マッキントッシュ、中旬からエンパイア、下旬からジョナゴールド、10月中旬からフジ、むつなど多種多様なリンゴが収穫できる。入場料は1人3ドル。ファームスタンドで販売する自家製アップルサイダードーナツも味わっておきたい。

Apple Ridge Orchards
101 Jessup Rd.
Warwick, NY 10990
TEL: 845-987-7717S
appleridgeorchards.com


ニューヨークで食べられる
日本のイチゴって?

郊外へのフルーツ狩りに行けなくても、ニューヨーク市内で手に入る新鮮でおいしい日本のイチゴがある。その名も「おまかせベリー」は、日本品種の高級イチゴをアメリカに広めることを目的とするスタートアップ「オイシイファーム(Oishii Farm)」が生産・販売する画期的なイチゴだ。

1パック50ドルという超高額にもかかわらず、ニューヨークの星付きレストランのトップシェフがこぞって注文したことでも話題となり、6月1日からはノマド地区にオープンしたホールフーズ(63 Madison Ave.)で初の実店舗販売もスタートしている。

6月1日にオープンしたホールフーズのノマド店

日本の農業技術をベースにテクノロジーを駆使することで、難易度が高いとされる植物工場でのイチゴの生産を実現した同社は、5月にニュージャージー州ジャージーシティーに7万4000平方フィートにも及ぶ世界最大のイチゴの植物工場も開設。都会での栽培に適した垂直農法を採用したこの工場で、農薬を使用せずに、LEDによる光量や気温、湿度、二酸化炭素量を徹底的に管理し、完璧な栽培環境と環境への配慮を両立しながらもさらなる大量生産が可能になったとか。

販売ブースに集まるニューヨーカーたち

アメリカのイチゴの平均糖度が7〜8度であるのに対し、糖度が14〜15度にものぼるという「おまかせベリー」は、ホールフーズノマド店では従来から値下げした1パック19・99ドルで販売。毎日午後6時には完売になるというから早めの時間に来店して手に入れたい。柔らかくふわっとした食感で上品な甘さが楽しめ、店頭以外にオンラインショップ(oishii.com)からも購入できる。


「おまかせベリー」を使ったカクテルレシピ

ストロベリー・バニラ・ミモザ

Photo by Oishii Farm
Recipes by Camille Wilson

【材料】
おまかせベリー………… 1パック
シロップ……… 0.5オンス
バニラエッセンス……… 小さじ1杯
冷えたシャンパン……….. お好みの量

【作り方】
①シロップとイチゴをグラスに入れ、すりつぶしながら混ぜる。
②バニラエッセンスを加える。
③シャンパンを注ぐ。
④よくかき混ぜて完成!


バレージュレップ

Photo by Oishii Farm
Recipes by Shannon Mustipher

【材料】
お好みのブランデー………… 2オンス
ハニーシロップ……… 0.5オンス
レモンジュース……… 0.75オンス
おまかせベリー………. 2〜3パック
ミント…………………… 適量

【作り方】
①半分にカットしたイチゴをシェーカーの中で優しくすりつぶす。
②レモンジュースとブランデーを加え、氷と一緒にシェークする。
③冷やしたグラスにクラッシュドアイスをいっぱい入れ、2を注ぐ。
④ミントの葉とイチゴのスライスを2枚のせて完成!


グリーンマーケットにも行こう

近所のグリーンマーケットでも、農地直送の新鮮なフルーツが手に入る!

Union Square Greenmarket


14丁目のユニオンスクエアの広場で毎週月・水・金・土曜に開催され、毎回多くのニューヨーカーで賑わう。地元や近隣州の農家が食材や植物をここで販売しているので、オーガニックのものも多く、新鮮なフルーツが手に入れられる。

Broadway to Park Aves. & E. 14th to 17th Sts.
grownyc.org


Riverview Farmers Market

11月20日までの毎週日曜、ジャージーシティーで開催中。リンゴ狩りで有名な「アルステーデファームズ」、「ストーニー・ヒル・ファームズ」「RHファームズ」などの果樹園をはじめ、地元のベーカリーやジャムショップ、惣菜ショップなどがベンダーを出店。地元住民からも人気のグリーンマーケットだ。

498 Palisade Ave., Jersey City, NJ 07307
riverviewfarmersmarket.org

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1245

春到来! 週末のプチお出かけ 〜ハドソン川流域・キャッツキル山麓編〜

桜の花も満開を迎え春の行楽シーズンがやって来た。ニューヨーク市内から日帰りできるハドソン川流域・キャッツキル山麓の人気のスポットを紹介しよう。

Vol. 1244

オーェックしよ

コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。

Vol. 1243

お引越し

新年度スタートの今頃から初夏にかけては帰国や転勤、子供の独立などさまざまな引越しが街中で繰り広げられる。一方で、米国での引越しには、遅延、破損などトラブルがつきもの、とも言われる。話題の米系業者への独占取材をはじめ、安心して引越しするための「すぐに役立つ」アドバイスや心得をまとめた。